原神メモ-ver1.2に向けて-

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ここ10日ほど原神は最低限にしつつ、FF11ばかりやっていた。
まぁその話は別の記事でするとして、その間に起きていた事を振り返りたい。

まずはやはり鍾離だろう。

僕は前回の記事で何とも肯定し難い性能であると判断した訳だが、
あくまでそれは主観的なものであって世間では様々なリアクションがあった。

「これまでのピックキャラと同じ、どうせ掌を返される」

という意見もあったが、現実にはそうではなかったと思っている。

https://genshin.mihoyo.com/ja/news/detail/7518

公式曰く、ユーザーから「鍾離について」の大量の意見が届いていたの事。

タルタリヤも完凸効果の大きさを巡って物議を醸していたが、
そちらに比べても遥かに深刻だと受け止められたのだろう。

そして公式の調整案についてだが…。

鍾離よりももっと重要な事が書かれていた。

岩元素の調整である。

まず元素共鳴の変更が凄まじく、
火力バフはそのままに、シールド強化と敵への岩デバフが付いてしまう。

他元素キャラと組み合わせた際の気まずさこそあるものの、
現状でも岩キャラは中々にヤバい性能をしたキャラが揃っていた。

故に岩パなんてものがあったのだが、それを超強化する形になっている。
鍾離は勿論だが、それ以上に凝光やノエルにとって凄まじい恩恵があるだろう。

岩シールドが物理も含む全元素に対して強度150%になる変更も大きい。
そちらは鍾離にとってもかなりの影響がある強化になると思う。

そして鍾離自体の調整はというと…。

一見かなりの火力増に見えるHPスケールの実装は正直言って微妙。
Lv90帯ではメインDPSの通常攻撃は5桁に到達している人が殆どだろう。
動画では元々与えているダメージが低すぎるので強く見えるが、
実際にはほぼ意味のない調整と言い切って良いと思う。

そもそも原神の通常攻撃は一番火力の出るキャラが振る。
単にゲームのシステム上、火力に寄与しないという話だ。
マルチならば多少は恩恵があるかもしれない。

もちろん効果量次第ではメインDPS路線もあった気はするが、
鍾離はタンクキャラだと公式からメッセージを出されている。
ここはもう素直に諦めてくれという事なんだろう。
毒にも薬にもならない変更なのでいっそ触れなくて良かった気もする。

柱共鳴のダメージ強化に関しても似たことが言えるが、
こちらはキャラ変更中でも火力に貢献するのでソロでも恩恵がある。
ただシールド展開時の柱追加に関しては一長一短かも。
主人公に比べれば遥かにマシとはいえ、障害物が勝手に生成されてしまう。

そしてシールド強化…というか仕様変更だが、これはかなり強いと思う。
現状どうしてもシールド役となるとディオナと比較されていた。

素のシールド強度は鍾離の方が上だったが、
現状のハイエンドコンテンツである螺旋12層は氷属性だ。
ディオナの対氷シールド特性が凄まじく効いていた。

しかし、シールド調整で鍾離のシールドも汎用性を増す事になる。
元々シールド時間も長い上に星座効果でult時にも付与される訳だ。
常時高強度のシールドを張り続ける運用はより容易になるはず。

既に鍾離をHP盛りのタンク運用していた人には願ってもない内容だと思う。

例えば僕は螺旋でウェンティにジンを添えて回復させている。
タンク鍾離が凝光あたりと組めば似た感じの安定進行ができるはず。

勿論、シールドが過剰になる場合は聖遺物を火力に振る事もできる。
とりあえずタンク用のHPが欲しい人にとっても厳選の緩和になるかも。
そういう意味では地味ながら結構な強化と言える気がする。

フィールドでは流石に素直に回復キャラを入れるべきだが、
螺旋や秘境であれば割れない強度のシールドがあれば回復はカットできる。
鍾離を編成する事による自由度の低下が実はそこそこ緩和されるのかも。
食らっちゃいけない攻撃食らった時は最悪リトライあるし。

まぁ、鍾離自身の強化内容がすぐに世間の支持を得られるかは難しいとも思う。
実際にそうであるかはともかく、再評価に至るプロセスが少し回りくどい。

僕自身”世間の反応”がどうなっているのか気になって仕方なかったのもあり、
しばらく検索カラムを常設しつつYoutubeなんかも漁っていた。

案の定体感ではゲーム進捗が螺旋や最高レベル秘境をやる段階でない人や、
ゲーム自体のコンテンツ環境を理解していない人による意見が多かった。

ただそれも仕方ないといえば仕方ない話で、
そもそもエンドコンテンツに着手している人の割合はそんなでもないのだろう。

スライム新聞の黄金屋ウィークリー人気キャラにディルックが居る事も興味深い。
コンテンツに対するプレイヤー到達率や、先行層の状況が読み取れなくもない。

まずプレイ開始期間も人によるし、後発組ならウェンティやディオナは居ない訳だし。
“現実的な評価軸”すらもプレイヤーによって差があるんだろう。

そういった傾向がある一方で聖遺物も武器も星座も仕上げた上で、
ロジカルに比較に基づいたキャラ評価を行っている廃課金勢も勿論居た。

鍾離が好きだからこそ運用を模索し続けていた人も多かったし、
愛故に手厳しい評価に至っている人も相当数見受けられる。

最終的には上記の通り岩パのサポートとして純シールド役にするか、
岩エネルギーを貰いつつバーストダメージを出すという着地点が多かった。

従来の星5キャラのように誰でも雑に楽しく使える訳ではないが、
特に岩パを利用する人にとっては十分優秀でコンセプトも実現できるという感じ。

僕自身による再評価路線にもそういった人たちの影響はあるかも。
高強度シールドによって立ち回りの自由度を増やしてDPSを強化する。
回復枠を切りやすくなるので岩パなら必要元素と火力を両立できるだろう。

課金面でも育成面でも非常にコスパの悪いキャラだとは思うが、
元々完凸鍾離が鉄壁の生命維持力を持っている事自体は元々疑いようもなかった。

今回の調整は凸数の少ない鍾離でもある程度そこを目指せる内容だと思う。
といってもまぁ草案に過ぎないし、この記事でも少し上げ過ぎた気もするが。
現実には劇的な変化という程でもなく、地味に強くなるという感じだろう。
岩共鳴強化による編成パーツとしての環境バフはかなり大きい。

正直、こうして発表した以上はここから大きく外れる事もない気はする。
あるとしたら岩共鳴バフに関して待ったが入るくらいだろうか?

直近のアプデで実装される訳ではないが、反映後に鍾離再評価の流れは来るかも。

そして直近のアプデといえばver1.2だ。

原神初のエリア追加であるドラゴンスパイン編が来る。
見た感じマップギミックは中々厄介なようだが、
そもそもオープンワールドの雪ステージは大変なのでそういうものかも。
景観と極寒を楽しんでいきたい。

キャラ追加に関してはアルベドと甘雨の追加が来るようだ。
公子/鍾離のようにそれぞれ単一ピックアップで前後半分けするのだろう。
今回は星4キャラ追加はないようで、ベネット/スクロース/フィッシュルがPU対象。

正直星4キャラだけでもとんでもない神ピックアップだと思う。

既にどいつもこいつも強いと言われ続けているキャラ揃いで、
特にベネット/スクロースはまだ持っていない人も多いだろう。
それぞれ1~2凸出来るだけでも凄まじいパフォーマンスを発揮する。
可能ならば是が非でも取得しておきたいだろう。

今回追加される星5キャラであるアルベドも相当優秀な予感がする。
岩元素調整が控えている事もあるが、
純粋にスキルと元素爆発の性能が高いのではないかと。

エレベーターも面白いのだが、岩追撃に注目したい。
通常攻撃の威力を考えればそれなりの倍率だし、追撃頻度も高い。
フィールド内限定とはいうがフィールド自体が相当広いのも良い。

しかも追撃で元素を生成している。

キャラチェンジしても効果が変動しないとすれば、
反応ダメージこそ無いものの高DPSに加えて中々のエネルギー供給になる。
法器キャラや属性変化と合わせれば結晶シールドも常用できるだろう。
シールド系武器や逆飛びに対しても中々のシナジーがあると思う。

ultはgifから読み取れる情報は少ないが、見た感じ高威力路線だと思う。
“7輪の生滅の花”の挙動次第だが、それ次第ではultで鍾離を超えるかも。

前回、柱共鳴で逆飛び/シールド武器をサポートする鍾離を紹介したと思う。
アルベドはより運用しやすい形でそれを行ってくれる予感がする。

鍾離がタンクサポートならアルベドは火力サポートなのだろう。
現状鍾離を火力に寄せている人は聖遺物をアルベドで使えそうな気もする。
そして上述の通り鍾離はHP寄せにしてシールドキャラにしても良さそう。

岩パであれば追撃の元素生成がいい感じに活かせる予感がするし、
火力サポートという事でヒーラー入り他元素編成にも噛めるだろう。

シナジーのあるキャラとしてまず思い付くのは無工レザーだが、
風の噂でフィールド時間の長さや熟知付与、バフ持ちという話も聞く。

結局詳細は蓋を開けてみないと分からない訳だが、
本当にその方向性で実装して貰えれば誰と組んでも強い岩キャラになるかも。

凝光の為にタルタルガチャを追ったのもあって鍾離は結局様子見したが、
今回はベネットやスクロースの凸も狙えるし90連回す可能性は高い。

武器ガチャがシールド片手剣と天空の巻なのもある。
祭礼本や両手剣のピックはあるようだが、
今の所片手剣キャラをメインDPSにしていないのでスルーしそう。

勿論、刻晴や岩主人公+アルベドなんかで遊ぶ事は出来ると思う。
アルベドが居てこそという予感はするので先にそっちを引いて考えたい。

星4鍛造武器も追加されるが、そちらもそこまで強くない気がする。
デザインはかなり良いので御洒落を兼ねて使えるくらいではありそう。

聖遺物の追加は中々に革命的で、ついに氷と水の聖遺物が追加される。
水聖遺物がハチャメチャに優秀で、完全に水DPS用聖遺物だ。
間違いなくタルタリヤが持ったらヤバいタイプの聖遺物だと思う。

行秋なんかも活かそうと思えば活かせるかもしれない。

僕はタルタリヤで楽団を使っていたので更新一択になる。
そこそこ良い楽団だったので甘雨やアンバーがいつか使ってくれるかも。

氷聖遺物に関しては正直現状ではそんなに有効な予感はしない。
氷(+凍結)付与中の敵に対してかなりの会心を盛れる聖遺物だとは思うが、
現状の氷キャラはサポーターとしての側面が非常に強い。

とりあえずディオナやガイアは(少女や)旧貴族のままで良さそう。

重雲なら氷ダメージを常用しつつ凍結と解氷を行えるので活かせるかも。
通常攻撃の倍率がかなり悪い印象があるが、氷強化秘境ならば或いは…?
行秋あたりと組めば凍結連打は十分狙えると思う。
他には甘雨がDPSを出せるキャラであれば選択肢になるかもしれない。

単純に会心率+40%自体は凄い訳で、会心ダメで言えば80%相当になる。
会心ダメを鬼盛りして有効活用できるキャラがいつか現れる事を祈ろう。

他に気になる事といえば突破に応じた出会いの縁の配布がある。
20/50/70突破につき1個貰えるらしいので恒常ガチャを大量に回せそう。
天井で星5武器や恒常星5キャラをとりあえず狙えるチャンスだと思う。
恒常星5キャラはジンしか居ないのでかなり楽しみにしている。
武器もとりあえず基礎攻撃力が高いので何らかの恩恵は得られそう。

後は螺旋の調整がある。
各階層のギミックが変更されるそうだが、敵編成も変わるのだろうか?
変わらないなら純粋な難易度上昇になってしまう気がする。
これも実際に見てみなければ分からないが、若干不安な要素だ。
これで12層クリアや星取りが難航したりしたら辛いかもしれない。

とはいえ、とにかく新要素には胸躍るものが多い。
最近マンネリ気味ではあったので、再びモチベを再燃させたいと思う。

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