Diablo4 バーバリアンのあれそれ

一切他のクラスを触っていないので10割主観の話。

まず前提として少なくとも弱クラスではない気がします。

少なくともスキルが揃うLv50付近からブッチャーも殴り倒せるようになりますし、戦闘時にメインの武器を一種に絞る事で他の武器をステや補正盛りに使ったりもできます。

強すぎてサイレントナーフを受けたりもしているようですが、それでもエリートを完封出来たりもしますし、ボス相手も特に不満のない戦闘ができています。

主にストーリー進行をするであろう中レベル帯が辛かったり、序盤の地味っぷりを考えると大器晩成型なんでしょうね。

その上で現状なんとなく認識しているスキル・ビルド周りの事を書いておこうと思います。

これを書いた後にナーフがあったりした場合は悪しからず……。

・レジェンダリー効果について

序盤は実数系がそこそこ強く、装備とレベルが上がるにつれて割合上昇系の効果が強くなって行くという漠然としたイメージがあります。

“幸運の一撃”系の効果はスキル側の発生率に更に効果側の発生率を適用したものになるため、注意が必要だと思います。

素の発生率が低いものを賦与してしまうと戦略に組み込むのはかなり厳しくなってしまう気がします。

たとえばこの化身なんかだと、40%を引いてアミュレットに入れれば60%化してくれるので、長柄熟練度ボーナスなどで発生率を更に盛っていけばそれなりに期待できるかもしれません。

一方で最低発生率だと発動率が1割切ってしまうんじゃないでしょうか。

ダッシュストライクで獲得したバーサークを上手く維持したいと考える場合はしっかり高めの値、なんなら神聖レジェ効果とかで更に高い値引いてから使った方が良くね?となってくる訳ですね。

そして、そんな感じで幸運の一撃効果の使いづらさを書いた上で言うのもちょっとおかしい気はしますが貧血の化身強くね?と思っています。

猛る狂戦士の化身(バーサーク中の攻撃に出血追加)が今調整中なのか無効化されてしまっていて困っているものの、ババはそもそも両手剣熟練をセットすると勝手に出血ダメージが付くんですよね。

これによって敵を殴っているだけで相手がスタンします。

バーサーク継続と違って適当に発動すれば強い効果なので幸運の一撃の確率もあまり気にならないですし、一度発動すればベタ足で殴り続けられるのでエリート相手にも強いですし、ボスのノックダウンゲージも凄い勢いで溜まっていきます。

後述の二刀流ビルドと極めて相性が良いのもありますし、単に事故を減らす為の防御的な運用にも使えますし、スタンや操作障害系のボーナスが付いた装備もそこそこ活かせるので、知識としてだけでも知っておいて損がない要素だと思いました。

共有された悲劇の化身も組み合わせるとより防御力が高まるかもしれませんが、こちらは気絶中の発動が前提なので上述の通り思った程のパフォーマンスは得られない……かも……?

防御系では鉄の戦士の化身や腕力の化身がかなりの汎用性だと思います。

特に前者は序盤から世話になるアイアンスキンに抑圧不可(操作障害無効+操作障害中に発動可能)が付くため、凍結や気絶による事故を極限まで減らせると思います。

抑圧不可を使うだけならMODを付けた進軍の雄叫びでも良いのですが、こっちはクールタイムが半分近く短い上に障壁や回復(or強化)まで貰えるのが魅力。

後者は殴ってるだけで勝手に被ダメ2割カットというシンプルさが良いですね。

ヒット数に依存するため効果量に差はありますが不服従の化身も高倍率なら優秀です。

特に一気にHPを削られやすい乱戦では一気に100スタックまで稼げるため、事故防止にかなり良いと思います。

後は攻撃速度系の効果はシンプルにQoLを上げてくれるためオススメです。

急速の化身は古文書でもいいので付けておくと良いかもしれません。

・ビルド選択について

前回も書きましたが割と何を使ってもちゃんと遊べるくらいにはなっていると思います。

また使う武器は(特に序盤中盤で使いやすい武器庫を発動させるため)あまり被せない方が良いと書きましたが、最終的には武器種を1本に絞る型の方が装備を揃えやすいと思います。

絞ることで武器の火力厳選をしなくて良くなるため、優秀なOPの付いた装備を吟味するハードルが大幅に下がります。

他クラスに比べると片手武器枠が2つ多いですし、実質的に使わない武器をアクセサリーとして運用していきましょう。

そして僕が浅すぎて間違った解説になってしまう気もしますが、何となく浮かぶビルドの方向性を並べてみようと思います。

ちなみに一点集中(コアスキルパッシブ)は全ビルドでほぼ必須の最強パッシブだと思います。

序盤は俊敏さや迅速なる衝動で移動速度や操作障害耐性を上げても良いと思います。

抑圧不可スキルを確保してからは耐性を外して、更にバーサーク型のビルドであれば移動速度系を外しても良いと思います。

・二刀流型

今使っているビルドです。

レジェ効果で書いた通り、出血時のスタン付与効果との相性が非常に良いビルドです。

二刀流MODにスタンorノックダウン中の相手を攻撃した場合に怒気を獲得というものがあるため、スタンした敵に対してはノーコストどころか怒気が増える絶技と化します。

更に発動するだけでバーサークの効果を延長してくれるため、最も簡単にバーサーク系の重要パッシブを活かせるビルドだと思います。

手数が半端ではないのでバーサーク奥義の追加効果も爆速で重ねられますし、スタンによって敵の無力化も行えて、更にフレンジー効果を積む事によって攻撃速度が上がります。

コアになるレジェンダリーも貧血の化身(出血時スタン)だけなので、高発動率のものが拾えた場合は検討する余地があると思います。

前回の記事で「微妙じゃね?」と書いた鋼の縛鎖やグラウンドストンプが抜群に機能するビルドでもあります。

前者は初手のバーサーク発動に使えますし、戦闘中に追加沸きした敵を(コリジョンかなにかで上手く引っ張れない事もありますが)引っ張って迅速に処理できます。

後者は鎖で敵を引っ張った直後に発動することで即座に怒気を溜めつつ二刀流によるバーサーク延長とスタンに対する無限二刀流を開始できます。

防御面は無難にアイアンスキンを入れて完成です。

バーサーク効果によって地味にかなり足も速いですし、封殺や手数による爽快感を味わいつつスピーディーに動かせて楽しいビルドになったと思います。

かなり相性の良いエッジマスターの化身と猛る狂戦士の化身がゲームから除外されているのは正直「運営お前……”やった”な?」という感じではありますが……。

特に僕は後者をわざわざ神聖レアのレジェ化まで行って最高値を賦与したので勘弁してくれよ~~!とは思っています。

パッシブは決闘士やバーサーク系を盛っていきましょう。

主要スキルのクールタイムが短いため、小回りが利く点が最大の魅力だと思います。

・ワールウィンド型

恐らく一番人気で有名なビルドなんじゃないでしょうか?

説明不要ッッ!!といった感じではあります。

怒気回収を強化してあげる事で一気にQoLが向上すると思います。

というか怒気関係の強化がないと大量に雑魚が沸いている場面以外では回り続けられないため、もはや前提条件になっていると思います。

進軍の雄叫びと古の民の呼び声をそれぞれワール中の怒気回収に使いつつ後は回るだけなので分かりやすいビルドではあり、敵の大軍をグラインダーのように削り取っていくのは独自の楽しさがあります。

ナーフされたとはいえ依然として強い恐ろしき旋風の化身が前提になってくると思います。

更に祖霊の木霊の化身を両手武器にセットしておけばワール中に古の民も頻繁に一緒に回ってくれるため、賦与すると楽しくなるかもしれません。

雄叫びを使うという事でシャウト型のビルドを組む余地もあると思いますが、クールダウンを考えると正直やや取り回しが悪いかな?といった印象。

いまいち相性のいい重要パッシブがないのもやや難しいところ。

ダッシュストライクのバーサーク発動と激しき狂戦士を組み合わせたバーサークビルドが一番現実的に強いビルドかもしれません。

遠距離型の敵や散開して出現する敵の処理もかなり苦手なので実は一番パフォーマンスが安定しないビルドになっているかも。

回っている間は自分も無防備なので防御面が他ビルド以上に弱いのも気になります。

ダッシュストライクを出血MODにして貧血スタンを狙いつつ、縛鎖+激しき狂戦士によるバーサーク維持を狙った方が更に強い気はしますが、どちらにしろ高倍率のレジェ効果が必要になるのは大変かも。

・古の大槌型

最近話題になっているらしい古の大槌(HotA)。

海外の配信者が1000万ダメージを叩き出していましたし、恐らく”情強はHotA”的な風潮があると思います。

特に小難しい事もなく、激昂MODまで取って怒気を100溜めて振り下ろすだけで強いです。

使用すると怒気の回復が増えるのでHotAを多めに打って怒気回収を高めつつ、初速を上げていく運用も出来ると思います。

これも極めてエッジマスターと相性の良いビルドなので無効化されているのがやや悲しい。

他のビルドでは使いづらいみなぎる怒りを活用しやすいビルドだと思います。

これに掛け合わせる怒気回収スキルのチョイスで性格が出そう。

もちろん上述のダッスト出血MOD+縛鎖+狂戦士型も楽しめそう。

二刀流と違って祖霊の力の化身で直接スキルを強化できるのも良いですね。

他ビルドに比べて前提条件も少ないですし、特に低~中レベル帯で副砲としてレンドや打ち払いをセットした武器庫ビルドも優秀だと思います。

序盤中盤終盤隙のないガチビルドという事もあり、致命的なナーフがなければ恐らく最も使用率の高いビルドになっていくと思います。

自分で調整して色々とスキルを織り込んでいく楽しみもあると思いますし、ちゃんと深さもある魅力的なビルドです。

・出血ビルド

一番解説に自信のないビルドです。

出血自体は散々書いている通り貧血とのシナジーを活かして活用していますが、レンドとラプチャーに加えて出血重要パッシブも付けた特化ビルドの話です。

このビルドですら基礎スキルはダッシュストライクで良くない?って感じがします。

レンドに関しては取り回しが非常に良く、高発動率の消和の化身も使えば怒気効率も補強できますし、対多数時は更に激昂で毒を回収できるので快適性は高いと思います。

問題はラプチャーで、出血ダメージを一気に爆破するという爽快なコンセプトの筈がモーションが長めでだいぶ使いづらいです。

更に爆破ダメージも出血なので、エリートを殴りつつ周囲の雑魚を即座に撃破という訳にも行きません。

その上武器の達人スキルということでクールタイム制なのも辛いです。

チャージを増やしてくれる武器の達人の化身と凄まじく相性の良いビルドなので、これを手に入れられれば一気に運用しやすくなる筈ですが、この化身は古文書がなく抽出専用なのが曲者。

出血パラゴンボードと武器の達人レアグリフを組み合わせてラプチャー+鎖or死の一撃を連発するのは熱いと思うのですが、他ビルドと比べても大器晩成度が高い気がします。

全体的にネガティブな話をしてしまっていますが、出血(というか斬撃)系スキルの総ダメージは他スキルに比べて明らかに高く設定されていますし、出血関係の効果には防御に寄ったものが多いため敵が強くなればなるほど強みが見えていくというコンセプトなのかもしれません。

大体の攻撃がDoTダメージに変換されるという点とどうやって向き合っていくかが大前提として重要になりますし、玄人好みのビルドになっていくと思います。

・まとめ

武器の達人の化身のようにドロップ限定のレアなレジェ効果がどんどん発掘されるに伴ってまた状況は変わってくるかもしれませんが、現状僕が知ってる範囲だとこんな感じ。

防御系レジェ効果をしっかり積んでアイアンスキンを上手く使う事で、ブッチャーと遭遇してしまったり、うっかりLv+10以上の敵が闊歩する場違いなナイトメアダンジョンに突っ込んでも切り抜けられると思います。

他クラスと比べた相対評価こそ出来ていないものの、現状プレイしていて「これは無理ゲー」「キツすぎ」と感じるような場面は相性が悪い敵が沸いた際の救出系イベクエくらいで、過不足なくハクスラを楽しめる手応えがありました。

ガチのディアブロ初心者にはドルイドだとか、遠距離攻撃が強いクラスの方が良いんじゃないの?と思ったりしましたが最序盤を乗り越えられれば後はずっと楽しいです。

ということで今回も軽めの内容で失礼しました。

“Diablo4 バーバリアンのあれそれ”. への2件のフィードバック

  1. 初めまして。ディアブロ4 6月からずっとプレイしています。記事が分かりやすく参考になりました。
    化身を体感付きで解説してくれているところがほかにないからです。
    今はプレイなさっておられないのでしょうか。
    シーズン2に入り、レベルが上がりやすく気がおかしくなるくらい面白いです。ぜひ復帰をー

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    1. お読み頂き感謝です。
      Diablo4はやれば絶対楽しいのが分かり切っているのですが、あの辺の時期にブループロトコルに手を出してしまったせいでシーズン1は全く遊べていませんでした……。
      ハクスラがやりたくなったら何時遊んでも楽しめるゲームだとは思いますので、手が空いた頃に再開するかもしれません!

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