タイトル通り、サービス開始日から毎日欠かさずデイリー関係をしっかりこなしていたToSMを思い切って引退してしまった。
瞬間的に大きな不快感があった訳ではないけど、恐ろしい事にサービス開始日からメンテナンス時間以外フル稼働させてセミオートで遊んでいたという事にふとした瞬間恐ろしくなってしまったのもある。
これが自分でフルに操作するゲームであれば疲労感や飽きを実感しやすいのでまだ良いのだが、基本的にはオートで24時間動かすせいでプレイヤーの疲労が少ない。
一方で就寝中はスマホで回している事でデバイスにダメージが入っているだろうし、起床中もPCの片隅でマルチタスクをさせられている。
これで面白ければ良いんだけど、ゲーム側がプレイヤーの強くなる速度以上の勢いで敵をインフレさせてくるので、ぶっちゃけ相対的に強くなれたという実感が得られなくなっていた。
これはゲームバランスが悪いのもあるだろうし、調整方法にも問題があったんじゃないかなぁと思う。
不満の大きかった部分だとハクスラを謳っているのに装備集めがマゾいだけで楽しみに繋がらない点も痛かった。
サービス序盤はそうでもなかったのだが、低ドロップ率の素材を大量消費して作るユニーク装備が前提なってくるとその厳選が非常にマゾい。
作るだけでも大変なのにランダムOPの内容が悪いと砕いて僅かに素材を回収して作り直し……こんな作業を繰り返すのはあまりも不毛で堪え性のない自分には大きなストレス要素になっていた。
通常装備の厳選はまだ良いんだけどね。
特に直近のアプデで武器や上半身防具が更新され、それらはレアOPを引かなくても通常OPが非常に優秀なので2~3スロでも結構強いと良調整だったと思う。
しかしそちらはそちらで例によって強化がマゾい。
旧PSO2のドゥドゥよろしく失敗すると強化値が下がる例の強化システムだが、耐久値も設定されていて0になるとレアアイテムを消費する必要が出てくる。
ゲーム的に頑張ったで賞をくれる(※サーバー内に称賛アナウンスが流れる)強化値+15どころか、6~8で耐久を使い果たしまくる始末。
1本ならまだそれでも……という感じだが、敵に応じた弱点属性で武器を用意する必要があるため、結局更新がかなりの地獄になってしまった。
まぁこの辺は何を今更……という話ではあるんだけど、ふと正気に戻ってしまったという感じ。
後はやはり、ギルドメンバーのイン率が激減してきて完全にゲーム自体も限界集落化していた事も痛い。
過疎鯖なので深夜帯は最新エピソードのボス狩りがまともに成立しないしゲームにならない。
折角マーケット機能があるのに過疎化によってほぼ使い物にならなくなっていたのも悲しい。
そんなこんなで賽の河原での石積みに飽きてしまった。
……あまりにも悲しくネガティブな話になってしまったが、良い点もちゃんと書き記しておきたい。
過去ラグナロクマスターズをやっていた時にも思ったが、やはりセミオートでのMMOというもの自体は一つのスタイルとして可能性を秘めていると思う。
特に単調になりやすいクリックゲーを原作としたタイトルであれば勝手に画面上の敵を大量お掃除してくれるという面で視覚的にも楽しいし、「こんなの人間がやる作業じゃねえよ~」という不満も出づらい。
操作の代わりに装備やスキルビルドのセッティングを楽しめるようにして、なおかつレアドロップ掘りや金策をゆっくり各々のペースで楽しめるような構造にできればそれなりに市民権を得る余地はあるはず。
ただ……やっぱりガチャ課金による集金が前提になると”雑”なゲームになってしまいやすいとも思う。
あとはアップデートのペースが速すぎるのも考えもので、ToSMの息苦しさはそこにもあったかもしれない。
全体的なゲームバランスがシビアなのに本国鯖に追従する為かどんどんアプデが盛り込まれていくせいで、ゲームに急かされたりやり尽くした感を得る前に次のエピソードをどんどん流し込まれてしまった。
だいぶ適当に遊んでいるとはいえ基本フル稼働させていた僕でこれなのだから、仕事中に放置できない社会人には色々と無理があると思う。
しかも週末は冗長なギルド用レイドボスがあるし、そうでなくとも毎日12・21時のレイドボスがある。
休日は18時にも追加されるので本当に1日中やらざるをえないシステム。
セミオートとはいえ装備変更や周回先の指定は細かくやる必要があるゲームだし、冷静に考えるとFF11なんかより時間泥棒かもしれない。
FFも大概プレイしていると時間は流れていくが、あくまで自分が操作するゲームなのでメリハリはある。
しかし365日24時間フル稼働となると、だんだん正常な感覚が失われていく。
上述の通りゲームバランスに爽快感がないのと合わさって、何が楽しくてゲームをしているのか分からなくなってしまう訳だ。
個人的にはTime to Winの方が好きなのだが、流石に1日3~4時間くらいで何らかの制限が掛かるようなゲーム構造にしないとユーザーに対しての負担が大きすぎるかもしれないと思った。
ということで、決してつまらない点ばかりではなかったのだが……失われていくリソースが不安になってしまっての引退と相成りました。
※ストリートファイター6で疲労困憊の中書いた日記なのであまりにも乱文だと思った。
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