タイトル通り、全キャラの親愛度10を達成しました。
思えば短期間にかなりの周回プレイをしてしまい、早くも燃え尽き感はあるのですが……折角なので達成順に振り返りと感想を。
ちなみに匂わせやさわりの部分はある程度書きますが、直接的な親愛10のネタバレは一応避ける方向で書いていこうと思います。
・藤田ことね(SSR)


初のA+にして最初の指名で貰ったpSSR。
信号機3人の中でもティンと来たので頑張りました。
この時点だとSRカードに乏しいしサポカもLv上限まで上がっていないので手探り感がすごい。
イメトレや開花が入ってるのは取るカードに悩んだ末の苦肉の策なのか、それともカード変化で引いちゃったのか果たして……。
ことねは固有アイテムの追加行動がとにかく便利です。
固有カードも無難に好印象と元気を積んでくれるので、基本的に無駄なく撃っていけると思います。
共通要素で言えば追加行動系のアイテムをしっかり引けているのが良いですね。
立ち回りはシンプルで開幕の本番前夜から幸せな時間を連打し、最後1/4で手拍子やキラメキを連打したんだと思います。
好印象型はとにかくプレイングが簡単なので、公式の初心者向けタグの中でもダントツで簡単だと思います。
アトラスゲーとかで言うなら難易度イージーどころかセーフティ。
中間前の追い込みでパフェを取ろうとすると手拍子や良いドリンクがないとキツいくらいしか言う事がないです。
道中で体力の心配をする必要が全くないですし、あさり先生を外す場合はまずは好印象キャラからという感じもありますね。
ただ全キャラ完走した上で考えると、好印象型はプレイングが安定しやすい一方で、PLvによる伸びしろが少なく極端な上振れが狙いづらい気がします。
厳選ティーやハーブティーを大量持ち込みしたり、青汁で虹色ドリーマーや私がスターをツモる運ゲーを仕掛けるくらいしか思いつきません。
評価Sを取ろうとした場合、多分一番キツいんじゃないかな……?
キャラエピソードには最初から最後まで大満足でした。
あざとさ・ちょろさ・真面目さ・厳し目の境遇を揃えた爆裂拳を食らってオタクが耐えられよう筈もなく……。
親愛10も「はよ一財築いてPと結婚して幸せに暮らせ」と言わざるをえない内容でしたし、ギャルゲー好きならまずハマるキャラだと思います。
学マスを始めて「まずは一人だれか推しを見つけよう」という状態の人が居たらそっと薦めたくなりますね。
そしてキャラソンはあまりにもハニワ。
それをことねが歌っているというP目線でのギャップが効いてくる部分もあるよな~とか思いながら聞いています。
全体的にキャラソンはPと学マス世界の一般人で見えてるものが違いすぎて「この世界のオタク君がやや不憫じゃねえか!?」と思わなくもないですが、そういう所はスルーして美味しい所だけ頂くのもまた作法というもの……。
・篠澤広(SSR)


プラチナガシャ産pSSRです。
SRの手毬*美鈴が引けた事でサポカパワーが大幅アップ。
トゥルー自体は同じくプラチナガシャから引いた莉波の方が先だった筈なのですが、A+到達は広が先になりました。
ご存知元気玉キャラですね。
固有カードは多段元気アップで、やる気を積みまくるコンセプト上、残り4~5ターンくらいで引ければ抜群の元気増加になります。
固有アイテムも非常に優秀で、”残り2ターン”中に元気依存のスコアが出せます。
火力カードに乏しい序盤レッスンが比較的安定しやすくなりますし、試験でのスコア加算もピカイチです。
そもそも他の元気玉キャラはSRすら持っていないのでまともな比較ではないのですが、当然のように手持ちだと別格に広が楽です。
共通のプレイングとしては高性能なイメトレを多めに確保しつつ、元気な挨拶+を2~3枚、出来ればハートの合図も1枚用意していく感じ。
好印象型のチャームもそうなのですが、ロジックはメンタルカードを多用するので“ワクワクが止まらない”も早めに使えれば美味しいです。
なお、ラスト1ターンにハートの合図を放つ超上振れはロマンがありますが、最終ターン以外に引いてしまう事も多いと思います。
元気が半減するデメリットがあるため、本当に最終ターン以外には使わない方が良い事が多いんですよね。
半端に合図を撃つよりは2~3連の挨拶に賭けた方が良い場面も多く、手放しで信用できる訳ではない癖の強いカードです。
元気玉キャラで苦戦している人は合図に固執せず、挨拶連打狙いに切り替える方がA+は乗せやすいと思います。
※勿論引けるなら1枚は用意しておいた方が良い。
合図を2枚引いた際にはわりと最後に撃ちやすくはなりましたが、デッキを圧迫するので一長一短もありました。
メモリーに関してもやはり挨拶がキーになると思います。
スターや前夜も当然セットで積みたいですが、開始時挨拶に関しては元気玉キャラを育成する上で無いと始まらないレベルだと思います。
なんとか自前の開始時挨拶を1枚でいいので用意したい所ですね。
そしてpSSR広は間違いなく強キャラだと思うので元気玉用のメモリー回収にも良さそうです。
まぁ挨拶以外はことねやリーリヤで回収すれば良い気もしますけど……。
キャラ的にはサービス前から学マスに仕込まれた劇物という風潮があったような気がします。
いわゆる「ドM」キャラとしてサディスティックなオタクに目をつけられていた訳ですね。
しかし実際に蓋を明けてみるとステレオタイプな属性だけではない良いキャラ造形だったなという感じ。
一見不思議ちゃんかと思えば不思議すぎるという事はなく、学マス特有の味付けは濃いのにバランス感覚は非常に良い感じ。
特に親愛10エピソードはしっかり過程のエピソードを読んできた人にはかなり効く気がします。
最初にキャラ一覧を見て広にグッと来た人なんかは全員大満足でもおかしくないですね。
・花海咲季(SR)

ここからセンス型ラッシュ。
PLvが30を越えた事で魅惑の視線が使えるようになった模様。
センスはこの辺のLvからパワーカードが揃い始めるイメージです。
この時点で他に持っているpSSRは上述の通り莉波が居るのですが、どうも上手く行かなかったので咲季がセンス型のA+一番乗りに。
センス型には好調型デッキと集中型デッキがありますが、個人的には好調型デッキの方が圧倒的に簡単だと思います。
最終的にやる事は似ていると思うのですが、中間までの安定感に差があるんですよね。
絶好調を活かすという点でも好調を稼ぎやすい好調デッキの方が回しやすいと思います。
……などと言いつつ、達成デッキは集中カードだらけな模様。
アクティブの高打点カードとしては集中型のカードが優秀なんですよね。
特に飛躍は無凸状態だとコーレスとほぼ火力が変わらない強カードです。
流石にコーレスが+になるとかなり差は出ますが、総スコアで考えれば国民的アイドル+飛躍のコンボでも腐らせるよりは良いと思います。
という事で始まりの合図で好調、スタンドプレーで集中を盛り、後はバズワード・飛躍・コーレスをコンスタントに撃った感じでしょうね。
正直アイテムやカードの引きを見るに、A+を再現しようとすると地味に苦労しそうな気がします。
ドリンクが良ければ一気に楽になりそうですが果たして……。
ちなみに咲季自身の性能で言うと、まず固有が高打点+好調付与カードで使いやすいです。
更にアイテムが元気獲得なので、センスの悩みの種になる体力消費をカバーしてくれます。
序盤のレッスンが楽勝すぎて、SRですが体感的にはSSRのような感覚で回せました。
そして、キャラとしてはことねと並んで好きなキャラです。
第一印象No.1かつpSSRを指名したりA+も初手達成だったりとことねを贔屓している訳ですが、正直そういう補正抜きで言ったらワンチャン咲季への感情はことねを越えている可能性もあるかも……。
センター担当だけあって本当にキャラ造形が良いです。
ちなみに元々は妹の佑芽がセンター予定(恐らく信号機の赤も担当)だったそうですが、後々に咲季をセンターに交代させたという経緯があるようです。
元々並んだ時に信号機は存在感が強くなりやすいと思うのですが、その中でも明らかに異質なオーラを放っていると思います。
一人だけスポ根作品やホビーアニメから飛び出てきたかのような雰囲気。
本来ライバル寄りの造形をしたキャラを主人公に据え、それを上手く調理したのには脱帽の一言ですね。
地味にキャラソンの発注タイミングも気になっています。
明らかに主人公というよりはボスキャラだったり、主人公グループに殴り込みを掛けてくるユニットっぽい持ち歌。
一方で恐らく歌詞的な所も踏まえると、主人公入れ替えを決めた後で本来のボスとしての性質を持たせつつも主人公に寄せるというテクニカルな事をしている気がします。
そんなこんなで「ことねは良いぞ」と言っていた訳ですが、学マスキャラの最高傑作として紹介するなら流石に咲季かも。
ゲームを触る機会がある人には是が非でも咲季をプロデュースして頂きたいなと強く思うのでした。
・姫崎莉波(SSR)



ガチで参考にならない上振れケース。
開幕青汁を飲んだら天真爛漫が生えたので意志→国民的→天真爛漫で毎ターン集中+4、更にそこにマキアートで+5。
勝手に貯まる集中を各種打点カードに乗せて好調+絶好調パンチを繰り返すだけで3万近いスコアに……。
合図やシュプレヒコールがない所を見ると本当に青汁とアイテム運だけで突破してしまった感じがします。
キャラ自体の使用感で言うと莉波は集中型なのですが、固有カードがかなり微妙です。
集中+5はまぁ良いのですが、そこに付いてくるのが回復5(消費3)というのはあまりにも……。
消費0でも良いんじゃないの?と思う訳ですが、開発者の中で回復の価値が非常に高いのかもしれません。
……まぁ確かに道中のレッスンで国民的+固有のコンボを使えば10回復したりしますし、元気を貼っていれば消費は踏み倒せる訳ではあります。
SR莉波も回復持ちだったし莉波は回復キャラにしたいのでしょう。
しかし現状、打点カードの多いセンス型固有の中で打点が出ないというデメリットがとにかく痛いと思います。
結局打点が出ないからカードパワーの低い汎用カードで序盤苦しむ事になり、そうなると体力も消費しがちだしターンもキツいのでレッスン回復も少ないという悪循環。
固有アイテムは最後2ターンにスコア+5と広に似たアイテムです。
間違いなくセンスのアイテムとしてはかなり強いと思います……が。
固有カードが弱すぎる事を考えれば序盤のフォローを兼ねてスコア+5じゃなく+10くらいでも良かったんじゃないかな?という感じもします。
確かに中盤からは絶好調最優先スタイルでも集中はかなり盛れますし、相乗効果で良い打点にはなります。
けれども中間越えてしまえばそもそもセンスは強いんだよなぁ……という感じは否めません。
莉波で中々A+が踏めなかった原因も恐らく中間前までの不安定さが理由だったと思います。
集中型のキャラ自体が中間試験まで弱めなので、ハイタッチ+の開幕メモリーなんかを素直に用意した方が良いかもしれませんね。
ちなみに自分のメモリーはバズワードもコーレスも+じゃないので強化2回分損している模様。
センス育成でやや苦戦していた理由にこの辺のメモリー貧は影響していると思います。
キャラとしては典型的な「姉キャラ」と見せかけてしっかりズラしてきている感じ。
確かに姉属性担当なのですが、何から何まで姉という訳ではなく、幼少期に見せた姉としての魅力を辿って姉キャラを確立しようというこれまたトリッキーなエピソード構成です。
「年下の姉」と日常的にイメージプレイに興じる様は狂気そのものと言っても差し支えありませんが、Pと莉波は真面目にやっています。
ということでツッコミは入れつつ、こちらも真面目に読みました。

姉としての魅力はありつつも、所々で見せる幼さのギャップがあって良いと思います。
もちろんシナリオが先にあるとは思うのですが、Pとの関係性を上手く反映したようなキャラソンも秀逸でした。
……なお、あんまり関係ない上にまた性能面と同じくネガティブ寄りの話になってしまいますが、学マスは莉波や清夏のモデリングには苦戦してそうな気がします。
可愛さとセクシー路線を両立しようとした結果、少しだけのっぺりしたりキツさが出てしまっている感じ。
SSRのイラスト自体はとても良いと思うのでデザインそのものの問題はなさそうなんですが、デザインとモデリングを擦り合わせてみると案外食い合わせが悪かったとかそういう……。
信号機や補習組のモデリングが抜群に良いからこそ、今後のアップデートで微調整される事に期待しています。
ただまぁ、これはあくまで僕がそう感じただけなので世間的には特に不評の声もなく「何言ってんだ良い出来じゃん」って怒られるかもしれません。
そうなるとそれはそれで単純に好みの問題で思ったより合わなかっただけという悲しい話になってしまう模様。
・月村手毬(SR)

アイテムも少ないしカードも多いのにA+に乗っているので流石にプレイングに慣れてきた感じがしますね。
特に試験スクショも撮っていなかったので普通にやる事をやったら乗ってしまったという感じがします。
好調を最低限盛って、後は集中を重ねて打点を出していく流れ。
アイテムもカードもあまり強いという印象はないのですが、これでステ合計3100くらいあるので道中のレッスンも安定していたんでしょうね。
確かこの辺で「なんか一周して祝福強くね?」という所に帰ってきた気がします。
他には体力消費削減もレッスン序盤に使えばかなりの体力維持に繋がりますし、細かい所が上手くなっているんでしょう。
キャラ性能としては固有カードが低消費2連撃という事で非常に使いやすいです。
要は飛躍+をデフォルトで使えるようなものなので莉波より遥かに序盤のレッスンが安定します。
パッシブが多いのも打点カード集めに執心しなかった結果かもしれません。
多分手毬でサクっとA+取れたのが自分の中での莉波弱キャラ説を補強してしまっている気がします。
今はPLvが更に上がって使えるカードも増えたので、莉波を再プレイすると少しは悪印象が軽減される気がしてきました。
そしてキャラクター性に関してで言えば、やはり学マスNo.1の問題児だと思います。
多分やってない人もsnsの受動喫煙で言動がヤバすぎる女として周知されているんじゃないでしょうか?
“おもしれー女”はここ数年ずっと属性として話題になってきましたが、手毬までくると”やべーやつ”だと思います。
尖り散らかした言動の裏ではかなり繊細なキャラ……と言いたいのですが、内面も女児ですからね……。
プロデューサーという名の保護者が居て本当に良かったと思わされるキャラです。
一方でアイマスの青色担当というだけあって、楽曲面に関しては主観的にも客観的にもちゃんと歌姫枠になっていると思います。
いや、まずキャラソンみんな1曲しか無い中で3曲あるのはどうなってんだよ!という話ではあるのですが、良曲揃いです。
やはりMV付きという事でLuna say maybe……と言いたいのですが、落ちサビからの流れが気持ち良すぎてアイヴイも捨てがたい。
アンサーソング的なポジションとして叶えたい~もありますし、あまりにも恵まれている。
恵まれすぎているので優遇っぷりにキレているユーザーも居そうなものですが、個人的にはこのキャラって表面上の言動に見合う実力……というか説得力が必須だと思うので、タイミング的にはこれくらいで良い気もします。
なんならプレイヤーの入れ込み具合が上がり切る前なので優遇だの不遇だのでガチのお怒りを喰らいづらいのもあると思いますしね。
それにしても歌う側も勿論ですし、曲を作る側にもかなりヘビーな注文にはなったと思いますがしっかり結果を出しているのはこれまた脱帽もの。
キャラ造形も含めたこの辺の力の入れように関しては本当に帽子がいくつあっても足りませんね。
なんなら莉波のモデリング周りであれこれ言ったのも純粋に作品に求めるハードルが無意識に上がっているというのもあると思います。
所謂「いやいや!良いんです……良いんですけど!あともうちょっといい感じにしてくれると最高なんですけどね~!」という面倒くさいクライアントみたいなやつ。
莉波の話はさておき、手毬もこれまた凝ったキャラクターだなぁ……という感じ。
信号機はそれぞれの方向で特に味付けが濃いですし、シナリオ担当が伏見つかさ御本人という事もあるんでしょうね。
※担当シナリオは信号機+補習組。
氏の作品といえばとんでもなく濃い味付けの女キャラなので、あまりにも納得性が高い。
手毬もあれだけの言動でありながら、概ね”愛すべき”系の路線で受容されているのは凄いの一言です。
多分Luna say maybeのMVから学マスを知った人がゲーム内の手毬の言動を見たら椅子から転げ落ちますからね。
確かに本人も悩んでそうだし歌詞がしっかりリンクしているのですが、多分あのMVを見たら大体の人はもうちょっとシリアス度の強いタイプのクールキャラだと思うはず。
※なお本人は自分とは似ても似つかない歌だと思っている模様。
僕はキャラを把握してからMVを見たので「確かに合ってるけど美化しすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!」となりました。
でもそれはそれとして曲もMVも素晴らしい。
そんな感じで感情をゲーム側の掌の上で転がされている感じもまた巧いという事なのでしょう……。
・倉本千奈(R)

ついにRしかないキャラに突入します。
アイテムが寂しすぎるのですが、これでも何とかなっているのが元気玉キャラの凄い所。
例によってハートの合図も入っていないですし、デッキ自体もだいぶ圧縮されている気がします。
流石にRという事もあって楽という訳ではないのですが、固有が“ありがとうの言葉”に近いのもあって挨拶との2段パンチで序盤を乗り切れました。
広の項目でも書きましたが、元気玉キャラのRを育成する場合は本当に1枚は挨拶がないとキツすぎると思います。
そしてトキメキを筆頭にやる気増加量の多いカードを何枚確保できたかも重要です。
早めにやる気を多めに積んでおくだけで元気の総量が伸びますからね。
R育成はそんな感じで序盤に固有やアイテムのパワーが足りずにカードツモ運に依存しがちな傾向があります。
ちなみにセンスキャラで削減の強さも実感したため、この辺からファーストステップが自分の中でかなり高評価になっています。
アクティブを多用するセンスは勿論、体力を直で減らすカードの多い元気玉にも刺さります。
消費0で元気を盛れるので布石としても優秀ですし、ひなたぼっこのような消費増カードのペナルティ中に来るとあまりにも熱い。
重複不可+1回限りなのでデッキ圧縮になるのもグッド。
もしかすると莉波の回復に消費が付いてるのもこの辺と組み合わせろという事なのかもしれませんが……莉波でそんな事したら行動数が足りないだろ!
ついつい莉波の性能に苦言を呈してしまうのが悪い癖。
それなりに思い入れのあるキャラだからこそ気になってしまうやつ。
なんだい?そのダブルピースは。
……ダブピは置いといて、千奈のキャラストも非常に良かったです。
基本的にコミカル成分の強い学マスのシナリオでも随一の面白さだと思いました。
千奈自身は全く嫌味のないお嬢様なのですが、リアクションが過剰なレベルで激しいので見ていて飽きません。
モデリングも地味にかなりハマっているキャラだと思いますし、共通曲の”初”のライブもトップクラスに好きです。
プレイしてみて最推しになる人も中々多そうですし、そうでない人も好きなキャラをランキング化した場合、3~4位くらいに堅実に食い込んでくると思います。
多種多様な濃い味付けのキャラを出せて、それを短めのキャラエピソードにそれぞれ纏め上げられているのは本当に凄いですね。
・紫雲清夏(R)

これで行けるの?!となりかねない所持内容。
ヤケクソのように確保している3枚の祝福が光る。
元々センス型はアクティブを多用するため、体力が直接減少する点は言うほど気にならないと思います。
高打点+好調付与の良コスパカードとして使っていけますし、魅惑の視線に付いた消費軽減や叶えたい夢の削減もいい具合に効いてきます。
清夏は集中型キャラなのにいまいち集中稼ぎに乏しい手札と見せかけて、問題なく回せました。
好調に関しても初手の意志発動から祝福や深呼吸で十分繋げます。
絶好調用のスタック稼ぎに合図もありますしね。
本命はやはり好調を稼いでからの絶好調パンチで、確かこの回はコーレスではなくバズワードに国民的を乗せた気がします。
デッキ圧縮率もかなり高めなので回しやすかったです。
清夏本人の性能に関しては、固有カードが体力消費こそ多いものの無難に連続攻撃なので中間までは比較的楽でした。
意地と願いの力で早めに集中を盛る環境を整えたり、深呼吸を確保しているのも良いですね。
スタックxを増加させ、xが一定以上ある時yも増加系のカードの中では深呼吸は優秀なカードだと思います。
好調版の楽観的は好調3+集中1ですが、深呼吸は集中2+好調3ですからね。
体力消費が1多いとはいえ、集中を増やすカードは使いづらいものも多いのでタイミング次第では下手な共通の金・虹カードより熱いと思います。
勿論あまりにこの辺のカードを入れすぎるとデッキを圧迫しやすいので雑に取りすぎるのはリスクもありますけどね。
そしてキャラとしてはリーリヤとの関係性が光るなと思いました。
勿論清夏の意識がPの方を向いていないかというと全くそんな事はなく、適度なバランスでP*清夏withリーリヤになっている感じ。
百合に割り込む男的なテイストもなく、個人的にはいい塩梅ですね。
清夏自身がアイドルへのやる気を失っている理由を紐解いていく流れも良いですし、割と王道の少女漫画なんじゃないか?という気もします。
ちなみに莉波の項目に書いたように、個人的にはモデリングで惜しいと感じる所はあるのですが、本当に”惜しい”という話であって微調整すれば一気にオタク好みの美少女になる気がします。
具体的に言うと、清夏はリップの存在感が強いと思うんですよね。
上唇のリップの主張を若干抑えたりするだけでもかなり無難になるような……。
※恐らくリップはこだわりポイントで莉波に至っては固有アイテムになっているくらいなのでアイデンティティに関わる所ではあるのが難しい所。
多分この話を聞いてから3Dを見ると同じく気になり始める人は居そうな気がします。
一方でSSRのイラストやらMVとかを見る分には意識した上でも全く気にならない訳です。
むしろ良いアクセントになっててデザインハマってるな~と思っちゃう。
3Dモデリングの難しさを感じたという話。
それはそうとMVで言うならSDの清夏もハチャメチャに可愛いですね。
デフォルメの効かせ方にもまた匠の業を感じる……。
・有村麻央(SSR)


この流れでリーリヤじゃねえのかよ!って突っ込まれそう。
いや、やろうと思ったんですけど……Rリーリヤで中々A+に乗らなかったんですよね。
その上おはガチャのプラチナガシャからpSSR麻央引いてしまったので急遽麻央という訳です。
pSSRのセンスはこれまで莉波しか居なかった上、久々のSSR育成という事もあって「やっぱSSRつええわ」と再認識させられました。
レンタルが尽きていて国民的+を借りられなかった中でのこれなんですよね。
固有カードは好調型なのに多段、アイテムは好調時に集中増加と完全にハイブリッド運用を想定されている感じ。
一見するとピーキーですが、そもそもセンス型は両方のスタックを使うので運用的には単純にいいとこ取りですね。
レッスンも楽勝で、好調を積んで固有アイテムの集中と合わせて固有で殴れば終わります。
ここまでセンス型は中間まで苦しむ事が多かったので痛快でした。
デッキ内容はここまで書いてきた要素の集大成みたいな所があると思います。
火力が足りているので削減を積んで体力を維持する余裕がありましたし、魅惑だけではなく演出計画もあるのでほぼ常時絶好調。
合図こそないですがアドリブと大声援で好調スタックも中々です。
更に元々アイテムで行動回数が多い所にシュプレヒコール⇔存在感の相互スタック消費を使っているのでとにかく動きまくる。
後はVo/Viの2種で火力が出せるのでお馴染みの高打点カードで殴りまくるだけ。
カード削除を殆ど行えていないためデッキは厚くなっていますが、それでも回る時は……回る!
麻央自身のキャラクター性に関しては個人的にかなりのダークホースだったように思います。
多分ちゃんとキャラエピソードを読むタイプの人は大体唸らされているのではないでしょうか?
この手の作品でアイデンティティに関わる部分を追求する話は上手く描ければ強いですからね。
つまり、ここまで上手いことズラしつつも良いバランスで抑えてきてるとキャラデザ評をしてきている中で、麻央もまた単なる王子様キャラではない訳です。
キャラソンのFluoriteも良かった。
これまた他キャラの欄でも書いてきた通りで、キャラクター性をよく表現している曲だと思います。
何よりゲーム内のライブ演出がハチャメチャに強い。
キャラ自体の可愛さで殴るというよりもライティングやカメラワークで魅せるステージです。
SSR所持率が低いのでそもそも”初”ばっか見てるというのもあるとは思うんですが、かなり新鮮に映りました。
当然ながらMVはMV固有の演出をしている訳ですが、ゲーム内3Dを使ったライブでどれだけ表現できるかという事を考えれば傑作級かも……?
親愛10達成時の特別感も他キャラ以上に強い構造ですし、育成する前と後で本当に印象が変わるキャラでした。
それはそれとしてフローライトって化粧品のCMで使えそうだな~とかも思ったんですよね。
いや本当に学マス世界の化粧品CMでタイアップ曲として普通に使われていそう。
・花海佑芽(R)

早くも現れた追加キャラにして、原案でのセンターです。
とりあえず、A+を取るのに苦労しました。
ちょいちょいXで「元気玉は試験で大爆発させやすいからA+一番楽だよな~」とか抜かしていたのですが、これは本当に辛かった。
固有カードが打点に繋がらない上に体力も消費するし、やる気だけではなく使ったカード枚数が元気増加に反映されるのでターン数の少ない序盤本当にキツい。
メモリーで引っ張ってきた挨拶+があっても事故りやすいのは勿論、トキメキを早めに引けないと元気を盛るの自体苦労します。
同じくRでA+を踏んだ千奈は固有がサブ火力になるだけかなりマシだったんだなと思わされます。
その上運が悪くてSPレッスンが全然来なかったのも痛すぎました。
あまりに来なくてもう一種のDa清夏を借りてSP率を盛ったりもしたんですが、その回一回もDaのSPレッスンが来なかったので開き直って上振れを狙いました。
A+に乗った回は見ての通りちゃんとSPを踏めてステをそこそこ盛れているので、まぁやっぱりSPレッスンが来るのは大前提になっちゃうな~という感じ。
あさり先生を抜いたりも試したのですが、レッスン自体がキツい中で消費する体力を元気玉型ではフォローしようもなく、あえなく戻す事に。
そんな感じで右往左往しつつ、結局最初「こんな感じで良いんじゃねえ?」と適当に考えたメモリーとサポカ構成に戻す事に。
あえて言うならひなたぼっこ+は序盤引ける可能性に賭けて、もう1枚挨拶+を入れた方が良かった可能性はあります。
やる事自体はこれまでの元気玉キャラと大きく変わらなかったのですが、本当に苦戦したので「流れ」もあるよな~という感想。
キャラクターとしては……やはり本来のセンターは伊達ではありませんでした。
とにかくパワフルでエネルギッシュかつ、ストレートな可愛さで攻めてきます。
アイドルものの主人公としてこの上ない下地がありますね。
なんなら実装前は各種エピソードに出てくる佑芽を見て「キャラ的には佑芽の方が好きな人多そうだよな~、僕も多分佑芽の方がグッと来やすい気がする」とか言っていたりもしました。
テクニカルな話で言えば、早生まれかつ早熟の天才の姉に遅生まれかつフィジカルギフテッドの妹が挑戦するというのも熱いです。
ちなみにゲーム内レポートをどこまで厳密に設定しているかは分かりませんが、そのまま受け取るなら明確に現状のプレイアブルキャラでは総合力最強です。
姉に勝てないとはいってもあくまで本当に高次元のバトルをしているという感じでエリートオブエリート。
しかし、実装順的にも咲季を事前にプレイして姉の内心を知ってしまっているので咲季に対して贔屓目に見てしまう所もあります。
ゲーム内の学Pはある種ifというか、佑芽を選んだ世界線という感じなのも中々に……。
野暮な事を言うなら二人まとめて面倒見てハーレムルート行こう!!!!という感じなのですが、一方でそうでないからこそという部分もあります。
1:1で見る咲季本人と佑芽を通して見える咲季の姿は違ったものがありますからね。
逆に佑芽自身は咲季と通そうが通すまいがそんなに変わって見えない気もしています。
ただ勿論、佑芽がセンターで咲季が後から実装されるボスキャラ枠だった場合はシナリオ描写やキャラ設定も少し変わるでしょうし、真逆の感情を抱いているんだろうな~という気も。
順序の妙というか、やはりセンター交代劇の上でこれだけ後ろ髪を引いてくる咲季というキャラの出来栄えを素直に称えた方が良いのでしょう。
実装順的には咲季→佑芽ですが、これから遊ぶ人は最初から佑芽が居る訳ですし、佑芽編をプレイした後に咲季の内面に触れるのも面白いのかもしれませんね。
全然関係ないけど80連くらいは回したんですがSRすら来ません。
SSRが来てれば絶対楽してA+踏めたのにな~~~~~~~~~!
・葛城リーリヤ(R)

最後のA+達成キャラです。
最初にことねの項目で書いた通り、好印象型キャラは超上振れを狙うのが難しいのでどうするかなぁ……と思いつつ周回しました。
11000くらいはコンスタントに出るのですが、残り11500までの間にある見えない壁が厚かった……。
しかし最終的にクリアした回ではDaの追加行動アイテムも引けてないですし、青汁で上振れを狙った訳でもありません。
なんなら後半ターンに一番倍率の悪いVoターンが多かったりもしました。
固有が実質的に厳選ティーなので、チャームと合わせて早めに使って幸せな時間を何とか多めに使って早期に好印象を盛り、後は手拍子連打という鉄板チャート。
ことねを育てた時と比べるとサポカの質が良くなりましたし、プレイングも上手くなったのでそこが出た気はします。
最後「思ったより普通にA+乗ったな~」となったので、コンスタントにステ3000超えが出せるようになったのが大きいかも。
当然清夏との絡みはあるものの、割合としてはリーリヤの方が少なめだった気がします。
そしてキャラとしてはこれまた主人公属性でした。
いや、そもそも全員主人公だろ!という話ではあるのですが……何と言うか、これはこれでセンター張れる格があるよねという。
憧れや友情、約束を糧にひたむきに努力するキャラってまさに主人公ですからね。
地味にキャラレポートのグラフを見ても学園内では”平凡”な位置づけのようで、そこもまた……という感じ。
清夏の項目にも書いた通り、(言うほど詳しいわけではないのですが)自分のイメージにある少女漫画のテイストもあるな~と思ったり。
ところで、”初”衣装が白基調なので失念していましたがキャラソン衣装は黒基調なんですよね。
全体的にキャラ衣装はカラーリングのコンセプトが決まっている中でリーリヤのカラーリングをガラッと入れ替えるのは地味に思い切ってるな~と思ったりもしました。
自分はpSSRリーリヤを持っていないのでキャラソン周りの専用エピソードは読めてない訳ですが、多分その辺も言及があったりするかな?
こうなるとpSSRが欲しくなってくる訳で、継続プレイの目標にピース砕きで初期SSRコンプを考えても良いのかもしれません。
なお、キャラ振り返りの最後に書くにはあまりにも下世話なのですが、レッスン中の吐息が音声作品か何か?という感じです。


別にそういうつもりで見たい訳じゃないのに不可抗力で煩悩を呼び覚ましてくるのは反則だと思う。
・まとめ
ゲーム要素を抜きにした感想と分けた方が絶対楽に書けたし読みやすかったろ……と思いました。
でも書いてしまったものは仕方ないですね。
佑芽のA+周回をしていた時だけは流石にアルミホイルを巻きそうになりましたが、全体的にはA+マラソンは楽しかったです。
特にセンス型はロジック型みたいに不要カードが大量にある訳じゃないので道中のデッキ構築を楽しめましたし、回し方での伸びしろもあって良かったです。
未だにウマ娘もプレイしてる身としては1プレイの重さなんてのは無きに等しいですし、何ならAPが枯渇したのでドリンクを使って連コインしていました。
1周が短いって疲労感に繋がりづらいんだろうなぁ……と思います。
勿論モチベが高くて懸念点なんかを無視できているだけという説もありますけどね。
さておき、前回の記事で全キャラTrueを見たら燃え尽きそう……と言ったものの、実際には親愛10という高めのハードルが置いてあったのでゲームとしても遊びごたえがありました。
おはガチャ用とパスの為にとりあえずお布施の課金はしましたが、入れた金額的にはほぼ買い切りゲー1本分くらいです。
プレイ時間的にもゲーム体験的にもここで塩漬けすれば最高の体験で離れられると思います。
一方で継続プレイする場合、次の目標を考えるなら評価Sだったりコンテスト用メモリーの生成になるはず。
……けど、前者はサポカやメモリーの質が直結しそうなんですよね。
後者は後者である種ウマの因子周回みたいな感じでプレイ中の獲得カードからランダムでカード抽選だったりもするのでかなりの沼です。
そもそも学マスのゲーム性でPvPに熱を上げたいかといえばそういう訳でもないですし、ウマみたいに一生PvPを擦り続けるのは施策としても不味そうです。
間違いなく神ゲーだったのですが、運営型ゲームとしての今後はそこそこ心配しています。
まぁ僕がそんな事を心配した所で何になるという話ではあるんですけどね。
とりあえず、全キャラ親愛10を目指してのプレイに関しては本当に良質なゲーム体験なので大手を振って薦められます。
カードゲームが苦手な自分でもこれだけ楽しめましたし、基本的に遊びやすいのでリーチする層もかなりのものだと思います。
今からでも遅くないので是非遊んでみて下さい。
あと、ここまで親愛10を達成する過程で耳タコというレベルで聞き込んできた”初”ですが、全員歌唱版だとまた印象がガラッと変わりますね。
ソロ版も勿論良いのですが、コーラス前提になってるような曲作りな気がします。
これ多分、(なんなら追加キャラも含めて12人)全員の親愛10を見た後に特殊EDで流したほうが良いやつだと思います。
とか言ってたらCampus mode!!の方の動画が投稿日の0時に公開される模様。
そっちか~い!!と思いつつも、これはこれでどうなるのか気になりますね。
ある意味真のトゥルーエンド曲なので、放送前に全員の親愛10を先に見ておけた分気持ちよく動画を見れる気がします。
ということで買い切り型のような目線で見れば紛うことなき神ゲーなので是非遊びましょうと再度書きつつ、この辺で締めにしとうございます。

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