1.ドルイドの特徴
長所
- 4種類の動物に変身可能で、ゲーム中最強の機動力を誇る
- ネズミ変身中の潜伏・奇襲力はローグすら上回る
- 装備が良い場合は変身中の火力が凄まじい
- 回復呪文が優秀でヒーラーにもなれる
- 少ないながらバフも優秀
- トレントが召喚呪文として強力
- バインドや壁設置などの搦手も可能
- 被弾時に無敵になるパークで緊急回避が可能
短所
- 接近戦をするにはパラメータや防具が心許ない
- 装備が揃っていない段階の変身攻撃は絶望的に火力が低い
- 盾が装備できず、敏捷や器用も低いので被弾しやすい
- 直接的な攻撃呪文が一つしかなく、遠距離戦の択が少ない
- 蘇生呪文は使えない
- 立ち回りでのプレイヤースキル要求がかなり高い
2.ドルイドの運用
低装備スコアでの変身は基本的に移動用です。
必然的に攻撃は武器を用いた近接戦がメインになります。
クレリックのように鈍器を主体にしても良いですが、槍が使えるのは地味ながらセールスポイントだと思います。
相手が攻撃モーションに入る範囲外から引き撃ちできるため、被弾リスクを抑えられると思います。
メイスで頑張りつつ、武器職人の親父が槍を陳列してたら買い込んでみましょう。
※短剣が得意なら短剣も使えるのでそちらも選択肢になります。
片手武器で戦う際は左手が空いているのでランタンやクリスタルボールを持つ余地があります。
移動速度を考慮する場合はランタンを装備し、別で魔法書を使うのがオススメ。
呪文はシンプルな効果を持つものが多く、ソロであれば基本必要になる度に適宜回復するだけなのであまり迷わず運用できると思います。
意識する事は乱戦の予感がしたら早めにトレントを呼ぶという事くらいです。
3.パークについて
あまり選択肢は多くありません。
生存力を考えるなら変身マスタリーは積んでおいた方がいいです。
雑魚狩りの被弾時にテンポが悪くはなるものの、夢渡りも奇襲を受けた際の即死回避に使えます。
あとは野生の強化や太陽と月が無難な所だと思います。
回復量は微々たるものですが、自然の癒やしでリジェネを掛けるのも良いかもしれません。
PTプレイで補助主体に動く場合は自然の力や精神の絆も候補に上がると思います。
4.スキルについて
変身記憶と呪文記憶固定だと思います。
まずは変身について解説します。
熊モードは高耐久・高火力のパワータイプです。
挙動が鈍重で喰らい判定も大きいためかなり扱いづらいモードです。
左クリックはノックバックが付いているため、相手の行動を中断する運用も出来ると思います。
右クリック攻撃はバーバリアンのようにオブジェクトや宝箱を破壊できるのが魅力です。
ドアや宝箱にインタラクトしている相手を背後から奇襲するのが面白いはず。
パンサーモードは高速戦闘モードといった感じです。
機動力があるため逃げる相手にラッシュを仕掛けられますし、出血が付与できるのも魅力です。
スキルボタンで飛びかかりも使えるのでとにかく追撃力が魅力。
逃げ腰になった相手に極めて有効だと思います。
ニワトリモードは多段ジャンプが可能になるモードです。
HPが激減するため基本的には移動用ですが、火力自体は物理貫通も付いていてドルイド自体の手腕も高いため、伸ばしやすいと思います。
スキルで自己回復ができるため、呪文の節約にも使えると思います。
間違って右クリックをすると高らかに鳴き声を上げてしまい自分の位置を派手に宣言してしまうのに注意。
ロビーの賑やかしに使いましょう。
ネズミモードは超高速の紙装甲モードです。
何を食らっても即死するリスクはありますが、喰らい判定が凄まじく小さくなるため緊急時の逃走や通路でのすり抜けに使えます。
何より接触判定の小ささによって細かい隙間や鉄格子を強引に通過できるため、本当に逃げ性能は桁違いです。
火炎瓶などの範囲攻撃がない場合はまず咎められないため、フロアスパイク等気をつけつつも積極的に使用したいところ。
足音は鳴ってしまうものの接近にも利用できますし、パークの項目で説明した変身マスタリーがあればネズミから他モードにノーモーション変身できるので奇襲性能も最強クラスです。
なんならネズミしか入れない物陰への潜伏は実質的に効果時間永続なので各種ステルス効果が涙目になる程の潜伏性能でもあります。
これをどう活用出来るかがソロにおけるドルイドの腕の見せ所になると思います。
ここまででお腹一杯感があるでしょうし、呪文の解説は控えめに。
自然の戯れ・復元・森の修復は回復呪文として非常に使いやすく、ダメージ肩代わりパークと組み合わせたヒーラー性能が優秀です。
前衛担当には生命の樹でかなり強力なバフも掛けられます。
棘の障壁や絡みつく蔓もPT戦闘向けで、特にPvPで上手く使えると熱そうだな~という感じ。
トレント召喚は非常に優秀で、それなりに頑丈かつ敵に自動的に接近して攻撃してくれます。
乱戦の処理にも使えますし、ソロのPvPで強引に2vs1を仕掛けられますし、PT戦でも相手を翻弄できると思います。
使用回数も4回と多いため、他の呪文と併せて適度に使っていきましょう。
夢火は魔法型のビルドをすればそれなりに火力が出ると思うのですが、他に攻撃呪文がないのでこれ一本で行くには心許ないです。
恐らくバードの呪文回復演奏なんかも前提にされている気がします。
地点指定なお陰でトレントや前衛を巻き込まずに相手を削れるため、技としてのスペックそのものは高いと思います。
残りは樹皮の鎧ですが……これは多分使う場面がないと思います。
5.まとめ
最近追加されたばかりのクラスで調整も頻繁に入っているため、評価が固まるのはもうしばらく先になると思います。
ただ共通している事として変身の機動力は無法だし、装備のスケーリングが非常に良いため廃装備で使うと近接火力が壊れるということ。
つまりナーフされようとまだまだ強いという事でしょう。
初期装備での弱さは気になりますが、スケーリングの良いクラスはハクスラ要素を楽しみやすいのが魅力ですね。
低装備スコアのプレイそのものはトレントと回復のおかげでそれなりに強いですし、逃げ性能を活かした拒否力もあります。
なんなら奇襲をしたのかドルイドのキルアナウンスもよく見かけますし、変身の生み出す無限の可能性をどれだけ引き出せるかが勝負になると思います。
変身中のキャラコンも含めて操作が忙しいクラスだとは思いますが、現状かなり遊べるクラスだと思うので追加クラスの例に漏れず魅力を感じた人にはかなりオススメしやすいですね。

コメントを残す