1.バードの特徴
長所
- ロックピックなしでレア宝箱を解錠できる
- 幸運パークでドロップ品の質が良くなる(らしい)
- 演奏によるバフ/デバフ効果が極めて高い
- 演奏は自身にも効果があるためソロにおいても強力
- 低装備スコアの戦いも必然的に非常に得意
- 盾が装備できるのでPvEも安定感がある
- 歌の効果で休憩時の回復が非常に速い
- 呪文回数の回復や範囲ステルスなどのインチキも可能
短所
- 大量のバフを維持する必要があり、テンポが悪い
- 演奏の主張で他プレイヤーから発見されやすい
- 簡単ではあるが、演奏にはリズムゲーム要素がある
- 奇襲を受けやすい一方で、演奏中は無防備
- 楽器が装備アイテム欄を埋め尽くしてしまう
- 多数の曲を演奏しようとすると記憶容量も厳しい
2.バードの運用
どの楽器にも有用な歌があるため、必然的にアイテム欄にフルート・リュート・ドラム・ライアが並ぶ事になります。
この上でたいまつを装備すると装備欄が残り1枠しかありません。
どのポーションをチョイスするかは難しい所ですが、演奏で回復できるのは回復可能範囲だけである事を考えればやはり赤ポーションで最大値を維持できるようにしたい所です。
武器に関しては個人的に愛用しているのがファルシオンで、単発ダメージの大きさに加えてオブジェクト破壊も速いので便利です。
クラスの得意武器であるレイピアを使う場合でも、とりあえず破壊用に持ち歩いた方が良いように思います。
左手はやはりバックラー安定で、同じ解錠持ちのローグと比較しても盾受けのおかげで楽できる場面は多いと思います。
バフを掛けて戦う限りにおいては戦闘力に関しての懸案事項はほぼなく、自信を持って戦って良いと思います。
バードが気にしないといけない事はとにかく時間です。
バフの残り時間もそうですし、演奏のせいで攻略ペースが遅くなりやすいんですよね。
自己回復も演奏を伴った休憩コマンドになるため、そこもまた時間が掛かります。
そして自身の位置が周囲にバレやすい事で、奇襲も受けやすくなっています。
この辺の悩みを全部ケアするのは無理があり、どういう所で時短を行うかがプレイヤースキルの見せ所になると思います。
3.パークについて
カリスマ演奏・幸運はほぼ固定で良いと思います。
PTであれば幸運を外して細かい立ち回りを補強しましょう。
厳密な挙動が分かっている訳ではないのですが、ストーリーテラーも記憶容量の足しにもなりそうですし良さそうです。
楽器強化や演奏補助系は微妙そうですし、レイピアを使うならレイピアマスタリー、それ以外なら作業加速や切り替え加速が良いのかな?という感じ。
PTであれば戦歌の追加バフが熱いはず。
4.スキルについて
楽曲記憶2枠で良いと思います。
有用な楽曲が多すぎて5枠じゃ足りません。
解錠のハーモニーは鍵開けという特権なので必須だと思います。
そしてソロでもPTでも効果時間の長いハーモニーの盾・勇気のバラード・敏捷の旋律・敏捷のビート・奮い立つリズムあたりはド安定だと思います。
静寂も大量にポーションを持ち込まないなら是非とも欲しいところ。
これ以降となるとそもそも装備がないと記憶容量が厳しいのですが、後は影の歌も面白いかもしれません。
デバフ(特に衰弱の叫び)も非常に強力なのですが、ソロだと戦闘中に攻撃を避けながら演奏する事になりますし、効果時間も短いので厳しい面も多いと思います。
とはいえ上手く使用できると火力に大きく貢献するしますし、上手いバードは大体デバフも維持しています。
持ち替え加速パークの出番ですね。
PTであればこの辺の動きづらさは全解消され、効果時間は短いタイプの楽曲もガンガン使っていけると思います。
5.まとめ
初期には居なかった追加クラスにして、強クラスです。
追加クラスは全体的に非常に強力なコンセプトをしている一方で、実際に運用してみると難しさを感じる調整になっています。
そんな中でバードはキャラコン技術等は要求されませんし、とっつきやすい部類ではあると思います。
運用にも書いた通り長所と短所が本当にハッキリしていて、演奏を苦に思わない人であればソロでもPTでも最強クラス判定だと思います。
一方でデメリットを気にする人の場合、特にソロ運用は絶対にしたくないと思うかもしれません。
……いや、デメリットが無かったら最強すぎるのでしょうがないんですよ。
ソロ性能に関して言えば、同じく解錠スキルを持ったローグと本当に良い具合に対になっていると思います。
やってみると「思っていたより面倒くさいな……」となる可能性はありますが、興味があれば無料版プレイヤーでもチョイスする候補としてはそれなりに有力だとも思います。

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