Dark and Darker:初心者向け~クラス選択のすゝめ

昨日、大量に各クラス個別記事を書かせて頂いた訳ですが、いきなり全部読むのはキツいと思います。

という事でこちらには各クラスへのリンクを張りつつ軽めのゲーム解説をしようかなと思います。

1.DaDのバランスについて

PvPvEという謳い文句ですが、現状では1マップがかなり広いため対人が発生する頻度は低くなっています。

意図的に他者を探したり、それなりに広範囲の移動を行わない限りはスポーン地点周辺の宝箱を漁って脱出という流れになりやすいです。

つまり潜入時間の大半が探索を伴った雑魚狩りになるため、まず初心者はPvEに慣れる必要があります。

そしてDaDの敵は基本的にモーションが鈍重で、大半の攻撃が歩いて避けられるようになっています。

もしくは盾での防御が可能で、これは非常に性能が高く飛び道具や魔法も大体は防げます。

なので腕前に自信のある人はピーキーな職を選び、そうでない人はまずファーム(稼ぎ)性能が高いクラスを選ぶのが良いんじゃないかなという感じです。

ちなみに現状のゲームバランスは結構良いようで、どのクラスもちゃんと長所或いはオンリーワン要素があります。

特性に納得した上で好きなコンセプトのクラスを選ぶのが勿論ベストという感じですね。

※そりゃそうだろ!

2.マッチングについて

装備スコア24以下(俗称:ローギア、U25)だとマッチング相手も全員装備スコア24以下になります。

初心者でも装備差の暴力で潰される可能性がなくなる訳ですね。

勿論遊び込んでいる人とはプレイヤースキルや場慣れの差があるため、最初はそれでも苦戦すると思います。

とはいえかなりとっつきやすいバランスになると思いますし、死んで失う装備も大したものではないので練習にも向いています。

もし脱出できたらアンコモン以上の有用なものを倉庫に備蓄しつつ、NPC売却でお金を貯めて将来的なチャレンジに向けて備えていきましょう。

装備スコア25以上のマッチングは恐らく無制限マッチングで、こちらが全身アンコモンなのに全身レア(青)装備やエピック(紫)装備を着込んでいる人が居たりもします。

装備が強くなる事でPvEは楽勝になりますし、PvPを意図して人を探し回る他プレイヤーと遭遇するリスクも上がると思います。

ある程度装備を溜め込んでゲームに慣れてからドンパチやりたい人にオススメ。

それ以外でもアンコモン装備が溜まったら死蔵しない為に適度に遊びに行くのも良いと思います。

ちなみに課金者はハイリスクモードのハイローラーにも挑戦できます。

古参プレイヤーはこちらをかなり遊び込んでいるようで、ノーマルの装備スコア無制限モード以上の激戦になると思います。

敵の強さもドロップ品の質も上がるため、最低限でも各マップに慣れてから挑戦するのがオススメです。

3.クエストについて

ロビーのクエストログからクエスト一覧に飛べます。

基本的に全部オファーしておくと良いです。

中にはNPC好感度が上がるクエストもあり、達成する事で従者の用意してくれる初期装備のバリエーションが増えたりするようです。

例えばこれは自分のバーバリアンですが、デフォルトでは用意してくれなかった片手斧を筆頭に大半の装備が並んでいます。

低スコアマッチングがより快適になるため、余裕があれば達成していきましょう。

個別記事で「従者が○○を用意してくれない」と書いているタイプのアイテムは大半がクエスト進行で解決すると思います。

頑張るとこんな感じでよりどりみどりになりました。

クエスト、やろう!!

ちなみに納品系のクエストはアイテムの状態が戦利品になっているものしか渡せないクエストがあります。

そういったクエストはダンジョンで発見したアイテムを持ち帰る必要がありますね。

4.クラス選択について

完全に主観になりますが、とりあえず全クラス遊んでみた感想として簡単な評価もしつつ早見っぽくして並べていきます。

クラス名をクリックすると個別記事に飛べるようにしているので詳細が気になったらそちらも宜しくお願いします。

※2024/07/11更新

・ファイター

スタイル:近接物理(※弓も装備可能)
装備:全武器+重装可能
盾:☆
自己回復:◎
PvE性能:◎
PvP性能:☆
ソロ性能:☆
難易度:低

近接クラスとして完成されています。重装備によって素の耐久が高く、盾もバックラーからヒーターシールドまで選択肢が豊富です。

現状かなり優秀なクロスボウをデフォルトで使用できるため、撃ち合いも可能になっています。

更にパークやスキル構成を組み替えればタンク型や二刀流アタッカー、弓装備など様々なビルドを楽しめると思います。

自己回復スキル(勝利の一撃)のおかげで慣れるまでのPvEが簡単なのも入門用として良いですね。

PvPに関しても流行りの軽装二刀流スタイルで機動力と火力を両立できると思います。

バランスの良い前衛で遊んでみたい方にはまずファイターと言って良い程の鉄板クラスです。

・バーバリアン

スタイル:近接物理
装備:斧+中装備
盾:○
自己回復:△
PvE性能:◎
PvP性能:◎
ソロ性能:◎
難易度:低

パッと見だとファイターの下位互換っぽいですが、両手武器で宝箱やドアを破壊できます。

純粋な攻撃力は最強格かつ、宝箱を迅速に処理できるため、進軍速度は最速だと思います。

他には獰猛な咆哮でモンスターを一時的に無力化できるのも便利です。

複数体に反応されても強引に数を減らせますし、ドアの突破もゲーム中最速なので詰み状況も少ないです。

欠点は回復手段に乏しい事で、ポーションや包帯を多めに持ち込む必要があります。

最大HPの多さもあって医療キットが特に有効なクラスでもありますね。

PvPに関しては足が遅い上に飛び道具に乏しい事もあって激怒を使って一気に接近できなければ詰み、張り付けば勝ちという極端な感じ。

2~3発殴れば人が死ぬので近づけるなら最強に近い存在だと思います。

一方で近づけずにガン処理され続けて中々勝てないというケースもあるでしょうし、それが続いた人は「ババ弱い」と思う可能性はあります。

ただそれでもファイター以上に立ち回りはシンプルですし、脳筋が好きな人はもちろん、簡単なクラスで遊びたい人にもオススメです。

・ローグ

スタイル:近接物理
装備:短剣+クロスボウ
盾:✗
自己回復:✗
PvE性能:△
PvP性能:◎
ソロ性能:☆
難易度:高
解錠能力持ち

素の状態での機動力は最速で、扉や箱の開閉も非常に速いです。

罠も視認できるので細かい事故死もしづらく、解錠パークのおかげでロックピックを消費せずにレア宝箱を開けられます。

解錠能力を持ったクラスは他にバードしかいないため、ノーコストのレア宝箱漁りができる職として有力です。

ただ、自己回復スキルがなく、メインの短剣はリーチが短い上にモーションにも癖があるので慣れるまでは雑魚狩りすら苦労すると思います。

PvEの能力を求める場合はレイピアやショートソードを使った方が快適だと思います。

一方でPvPにおいてはやはり短剣が強く、待ち伏せパークを乗せてステルス解除から弱点攻撃を発動して突きまくると大量の物理防御貫通で重装だろうとHPを消し飛ばせます。

剣を使っている場合は出血+クロスボウで削りつつ、機動力とステルスを活かしてじっくり戦う方が良いと思います。

最初は大変ですが、慣れてくるとアイテム漁りでの特権やPvP適性も含めた長所を引き出せるようになるはず。

弱クラスという評判をよく聞きますが、実際のところソロに関してはそれなりにイケるんじゃないかなと思います。

・レンジャー

スタイル:遠距離物理(近接も○)
装備:遠距離武器+槍
盾:△
自己回復:◎
PvE性能:☆
PvP性能:☆
ソロ性能:☆
難易度:中

昔からずっと一定の強さを保っている射撃メインのクラスです。

元々強い筈なのですが、アプデで弓やクロスボウが強化された事で更に追い風を受けていると思います。

基本はエイムに自信がある人向けですが、PvEであれば楽に当てられると思いますし、あまり慣れていない人でも中ボスくらいなら引き撃ちで完封できると思います。

高所に乗ったりモノを挟んでのハメも得意ですね。

近接に関しても槍パークを使ったPvEが強く、雑魚狩りでいちいち弓を撃ってリロードしたくない人にも良いと思います。

加えて自己回復スキルもありますし、速度関係も良い部類です。

PvPにおいては流石に弓を使いたい所ですが、クロスボウ環境なのでそちらも面白いと思います。

特にウィンドラスクロスボウはヘッドショットで柔らかいクラスが即死するレベルのダメージが出るため、ロマンもあると思います。

リロード時間が非常に長いため、本当に大艦巨砲といった感じですが事前にリロードしたウィンドラスを複数本用意すればその数だけ持ち替え発射も出来たりします。

そこまで行くと流石にネタですが、クロスボウマスタリーを付けて普通に通常クロスボウを使うだけでも全然強いので一考の余地はあると思います。

ちなみに盾に関してはパヴィース(大盾)しか使えません。

弓専の人が遮蔽物として坂なんかで上手く使える可能性はありますが、基本的な盾の運用としてはほぼ使えない判定で良いと思います。

このクラスはプレイヤーのエイム力やキャラコンでの伸び代が半端ではなく、この手のゲームが上手い人にとっては鬼に金棒といった感じだと思います。

・クレリック

スタイル:近接物理+ヒーラー
装備:棍棒+重装備
盾:◎
自己回復:☆
PvE性能:◎
PvP性能:◎
ソロ性能:◎
難易度:中
PT性能:☆

イメージ的には白魔道士というよりもパラディンです。

高性能な鈍器に加えてプレート装備から魔道士用の装備まで幅広く選択できるため、防具に関するビルド幅はかなりのものだと思います。

当然自己回復やバフも使えるので安定感もあります。

軽装であれば快適に動き回れますし、ソロ性能に関しては十二分なものを備えていると思います。

PvPに関しても遠距離攻撃手段の乏しさこそ欠点になりますが、バフ込みでの戦闘力はファイターやバーバリアンを上回っている気さえします。

現状だと扉や箱が壊せない代わりに回復やバフが使えるバーバリアンだとか、飛び道具が使えない代わりに回復やバフが使えるファイターみたいなものなので意外と新規勢にもオススメかも……?

当然PTプレイでもヒーラーとして活躍すると思いますし、微ナーフは受けたもののかなり美味しい立ち位置だと思います。

・ウィザード

スタイル:遠距離魔法
装備:魔法武器・軽装
盾:✗
自己回復:✗
PvE性能:○
PvP性能:☆
ソロ性能:◎
難易度:高

各種上方修正が入って凄い事になっているクラスです。

魔法でどんどん攻撃するイメージがあると思いますが、現状では魔法の杖でポコポコ叩く殴りウィズが主流になっています。

攻撃モーションこそ微妙ですが中々に威力がある上、パークやスキルのシールドと併用する事でかなりのインファイト能力になります。

普段使いする魔法がイグナイトくらいなので魔法の消費速度が遅く、焚き火回復もあるので瞑想がいらないのも魅力的ですね。

ローギアでもそれなりですが、装備の影響を極めて受けやすいため高装備スコアでは特に強いビルドだと思います。

ちなみに何故か通常クロスボウが使えてしまうので撃ち合いも可能なんですよね。

近距離は杖、中距離は魔法、遠距離はクロスボウで全距離対応できます。

取れる選択肢が多いためどうしても立ち回りは難しいですが、マジックユーザー志望の方には現状かなりの有力候補です。

クレリックが回復できるバーバリアンならウィザードは呪文とクロスボウが使えるバーバリアン!(言いたいだけ)

・バード

スタイル:近接物理+支援
装備:片手剣+クロスボウ
盾:○
自己回復:○
PvE性能:☆
PvP性能:◎
ソロ性能:☆
難易度:中
PT性能:☆
解錠能力持ち

演奏効果で強力なバフ・デバフを行えます。

PTでの性能に関しては言うまでもなく最強なので省くとして、ここでは主にソロ関係の話を書きます。

基本的に演奏効果が乗っている間のバードは強く、特に衰弱の叫びを掛けている状態の火力は全クラス最強だと思います。

おまけに解錠能力があるのでローグと同じく施錠された箱もロックピックなしで開けられます。

バフ効果は基本固定値上昇っぽいので低装備スコアのプレイでは相対的な影響が大きく、所謂”素潜り”での金策も得意だと思います。

欠点はやはり演奏の手間が掛かる事と、演奏自体でバードの存在が即バレする事です。

プレイヤーからの襲撃を受ける事が多く、特に戦闘中を狙った横槍で事故死するリスクは他クラスよりも明らかに高いと思います。

演奏をケチると遭遇戦で強みを活かせませんが、毎回万全の状態で動こうとするとかなり進軍速度が悪くなります。

理論値は高いのですが、そのあたりの匙加減もあって短気で横着しがちな人や、PvPに自信のない人が使うのには向いていないかもしれません。

そういった方にとっては各性能評価が1~2段落ちるクラスだと思った方が良いと思います。

・ウォーロック

スタイル:近接物理+魔法
装備:高火力武器+軽装(パークで板金装備可能)
盾:◎
自己回復:☆
PvE性能:☆
PvP性能:○
ソロ性能:☆
難易度:高

評価だけ見ると「あれ?こいつ最強?」と思われてしまいそう。

最大の魅力は自己回復力で、呪文発動時にHPを消費するものの各種効果でコストを上回るHP回復が可能です。

主力呪文がDoTなので敵のHPはジワジワ削りつつ自分はジワジワ回復していくといった感じですね。

更に魔道士の癖にハルバードや両手剣を振り回せます。

……というか、使える武器がどれもモーションの遅い鈍重なもので、クリスダガーくらいしかコンパクトに振れる武器がありません。

基本的な雑魚処理は殴りで行うため、その点で苦労するかもしれません。

直接的な攻撃呪文としては大技ポジションの業火が強く、壁すら貫通する上に威力も高いため、ハメやトレイン処理も可能です。

特に城の2層であれば扉が破壊不能なので敵を釣って扉を閉めて業火をするだけで完封したりも出来ますし、ボス戦でも有用なのでPvE性能を支える要素の一つだと思います。

PvPでは他にも旅人やヒドラ召喚のような発想力を問われる呪文もありますし、無敵移動スキルもあるので立ち回りの幅は広いと思います。

……と書けば聞こえは良いかもしれませんが、最近のアップデートで多くのナーフを受けていて純粋な性能がかなり落ちていると思います。

必然的にPvPはかなり難しくなっていますし、回復力のあるインファイターが使いたいなら現状ではクレリック、魔法職がやりたいならウィザードで良いような気がします。

・ドルイド

スタイル:ヒーラー+変身
装備:鈍器or槍+軽装備
盾:✗
自己回復:☆
PvE性能:◎
PvP性能:☆
ソロ性能:◎
難易度:高

蘇生こそ使えないものの、クレリックに迫る回復能力を持っています。

PTプレイにおいては基本的にヒーラーとしての役割を期待されると思います。

呪文のトレント召喚のおかげでソロでもタンクNPCを呼び出しながら立ち回れるため、雑にプレイが出来るというメリットもあります。

一番の目玉は動物への変身だと思うのですが、ステータスの影響を強く受けるため装備が弱いと貧弱そのものです。

一方で装備を積むと大化けしますし、機動力が恐ろしく高いためPvPにおける拒否性能も追い性能も間違いなく最強です。

従来のDaDではありえなさそうなムーブが実現できるのですが、咄嗟のアイデアやキャラコン力を大きく問われるためここが本当に難しいと思います。

難所でトレントを出しつつ雑魚を狩って、もし被弾したら自己回復といった感じで基本の立ち回りは簡単です。

難易度:高としましたが間口は広いクラスだと思います。

難しさはPvPでどれだけポテンシャルを引き出せるかに集約されています。

「いや~~~~~~~今の絶対もうちょっと上手くやれたでしょ~~~~~」と自省しつつ連続プレイをしちゃうタイプのゲーマーは一生遊べるクラスです。

5.まとめ

無料版だとどのクラスを選ぶか悩むと思いますが、30ドル払えば全クラス作成できるし共有倉庫も使えるので快適に色んなクラスを楽しめます。

面白いゲームなので盛り上がっている間に課金して遊び倒しましょう!

でも円安がな~~~~~~~~~~~!それにエルデンリングのDLCも来るしな~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

という事で頑張って記事を書いてみたものの、新規層にあまりリーチしなさそうなのだけが我ながら寂しい……。

この記事が参入してくれた方の目安として機能してくれれば本当にありがたい限りですね。

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