1.はじめに
このゲーム、よくよく考えるとチュートリアル的なものが無いんですよね。
なので一応基本的なテクニックや知識を書いておこうと思った次第です。
当たり前でしょ!と思うような事でも意外と気付かなかったり、気付いても横着しがちな所に一石を投じられればと思います。
※ちなみに自分自身が横着した結果ガバプレイを連発している模様。
2.各種小ネタ
・従者の装備とクエストについて
細かくは別記事に書いてしまったのですが、商人→従者で初期装備を設定できます。
クエストを達成して商人の好感度を上げるとラインナップが充実するので、クエストはどんどん進めていきましょう。
特にオススメなのは武器職人クエストで、1段階目の達成で装備可能な武器が一気に解禁されます。
レア武器5本は最初は大変だと思いますが、最悪他プレイヤーから購入した装備でも達成できそうな気はします。
※購入法は自分で試していないのでもし出来なかったら申し訳ない……。
他には重装備クラスであれば防具職人クエストが良いですし、革職人も大抵のクラスで無難に使える装備が多くて良いと思います。
術師装備や軽装備の解禁は裁縫師なのですが、城の2層で中ボス含む敵討伐が必要になり、難易度はは高めです。
初心者がいきなり……というのはかなり厳しいかもしれません。
解禁を目指す場合はアンコモンあたりの装備と回復アイテムを持ち込んで盤石の状態で2層に入れるようにする方が良い気がします。
・財布を倉庫に入れておこう
会計士から財布を買えます。
1つにつき50G入るので、倉庫拡張の為の貯蓄などを保管する為に財布を買って倉庫に詰めておきましょう。
倉庫の財布から溢れるまでは自動で売却時のゴールドが倉庫の財布に入り続けるのでゴールド整理を省けます。
・ポーションや包帯を持ち込もう
回復力の高いクラスであれば不要ですが、ローグを筆頭に自己回復に乏しいクラスは回復アイテムは持ち込んだ方がいいです。
1度脱出に成功すれば250~400Gくらいは稼げると思うので、4~50G分くらい出費してもそれで帰還できるなら十分黒字だと思います。
更に従者が焚き火セットを用意してくれるようになったので、それも回復の足しにしていいと思います。
焚き火は休憩(Gキー)の効果を飛躍的に上げるもので、魔法だけでなくセカンドウィンドのような使用回数が決まったスキルの回数も回復されます。
※HPや魔法に関しては通常時の休憩でもかなり速度は遅いが回復可能。
部屋に入ってきたばかりの相手に発見されないよう、扉から離れた死角になっている場所でキャンプするのがオススメ。
レバーで開閉できる扉の奥なんかは入口を一旦閉じてしまえば絶好の休憩スポットです。
・つるはしを持ち込もう
メイン武器で壺を一撃で破壊できないクラスは特に持ち込んだ方がいいです。
通常の両手武器よりも破壊力は多少劣りますが、樽や箱をまともに破壊できるようになります。
ポーション等も現地調達しやすくなりますし、壺は金目のものが出やすいのもあって1部屋ごとの稼ぎ効率も良くなると思います。
早めにインベントリを換金アイテムで埋めたのであればセーフティーに動いて脱出可能になった瞬間に撤退という動きもできるため、地味ながら効いてきます。
資金がある程度溜まってからは採掘したい場合でなくとも個人的には持ち込んだ方がいい一品です。
・たいまつを活用しよう
たいまつは周囲を明るくしてくれる便利アイテムですが、持ちながら戦闘する事はできません。
しかし敵や部屋の中央めがけて右クリックで投げる事で明るさを保ったまま戦闘が可能です。
敵を倒してしまえば回収して再利用できるため、回収できない場所に投げない限りは基本投げ得です。
暗すぎて戦いづらいような場所では事故を減らす為に重要になると思います。


ちなみにたいまつは移動速度ペナルティが他のアイテムや武器と違って無いようなので、最速移動したい時にもたいまつを咄嗟に持つのがいいと思います。
プレイヤーから逃げる際などはXキーで素直に武器をしまった方がいい場面もあるとは思いますが、持ち替えはかなり速いですし結構な便利アイテムです。
同じく明かりアイテムとしてランタンがあり、こちらは左手装備です。
戦闘中でも足元を照らしてくれる優れもので、たいまつと同じく投げる事もできる上に速度ペナルティのないアイテムです。
一見非常に便利なのですが、ゲーム的に左手には盾を持つ事が多いですし、左手が一応空くローグはランタンを持つと潜伏が使えなかったりします。
便利アイテムに見せかけて絶妙に使いづらいため、結局たいまつを使う事になりがちだったりします。
・ドラムを投げよう
楽器のドラムもたいまつと同じく投げられます。



威力が高く、攻撃判定も大きいので投げナイフやフランキスカより当てやすいと思います。
着弾時にデバフ付与するスキルとの組み合わせは地味に強いと思いますし、上記投げ物を装備できないクラスにとっても咄嗟の飛び道具として使えると思います。
回収できる点もたいまつと同じですが、回収時に装備アイテム欄に入ってくれないのが玉に瑕。
装備し直すの手間があるので最強とまでは言えませんが、バード以外でも使える強力な飛び道具として実は優秀だったりします。
・敵を釣ろう
基本的に多数の敵を相手にするのは悪手です。
飛び道具を当てれば敵は自分目掛けて走ってくるため、複数の敵に反応されないように遠くから釣り出すのは基本戦法だと思います。
特に弓やクロスボウが使えるクラスであれば積極的に狙えると思います。
加えて敵に当てた矢弾は撃破後の死体漁りで回収できるため、消耗も気にする必要はありません。
蜘蛛の巣(壺)も矢弾で破壊できるため、グダグダにならないよう先に破壊してから子蜘蛛を処理するのも良いと思います。
・頭を狙おう
飛び道具だけではなく、全ての攻撃にヘッドショット判定があります。
動き回るPvPでは頭を狙った結果外すというリスクがありますが、PvEでは基本的に頭を狙った方が良いです。
ちなみにウォーロックの呪い等は盾でブロックされますが、これも頭や足などの盾からはみ出た部分を狙えばちゃんと当たります。
DaDの攻撃判定や喰らい判定はほぼ見た目通りなので画面を信じて殴りましょう。
※障害物なんかも細かい隙間を抜いて攻撃できたりします。
・ジャンプしゃがみを使おう
上記の判定に繋がる話なのですが、ジャンプ中にしゃがみを押すと足を引き上げる関係か通常ジャンプよりも高い場所に登れるようになります。
実質的なジャンプ力アップとして使えるため、何かに登ったりする際などにはしゃがみを押す癖を付けるのがオススメです。
・歩き回避や盾受けを狙おう
DaDの敵の攻撃は基本的に軽装備であれば歩いて回避できます。
踏み込みの強い縦斬りや突きのような攻撃は横歩き、それ以外の攻撃は概ね後ろに下がりで対処できます。
「この攻撃強くね?」と思ったら真っ直ぐ下がるのではなく横回避も試してみましょう。
ちなみにかなり避けづらい攻撃というと斧や両手剣スケルトンの横斬りで、攻撃を振らずにモーションに入ったのを見て即下がりする等の我慢が必要になります。
他には判定の低い攻撃はジャンプ+しゃがみで避けられたり、打点の高い攻撃は下がりながらしゃがむと回避できたりします。
地味な所だと矢も頭を狙ってくるのでしゃがみ(+カメラ下向き)で回避できるケースがあります。
……カメラ下げまで行くとFPS勢でもないと早々出来ない気はしますが、細かい回避テクは結構ある感じです。
他に有効なのはやはり盾で、特に重装備では歩いて回避できない攻撃が増えるため重要になります。
DaDの盾は非常に優秀で、敵の攻撃判定を盾の範囲内に収めればノーダメージでやりすごせます。
しゃがみ+やや上向きで構えれば飛び道具なんかも全ブロックしつつ直進できますし、明らかにPvEは楽になります。
回避オンリーの戦法と違って戦闘中の移動量も少なく、別の敵が反応しやすい場所や下がるスペースの少ない場所では特に輝きます。
中ボスにも有効で、レイスあたりは完封も狙えるようになると思います。
ただし、一撃の重い攻撃をブロックした場合は硬直が増え、反撃のチャンスが中々掴めないような敵も居ます。
回避と盾受けにはそれぞれメリット・デメリットがあるので上手く使い分けたいですね。
ちなみに一部両手武器の防御もガードとしてちゃんと機能します。
槍のような縦防御であれば横斬り系はかなり防ぎやすいはずです。
他に特殊なものではロングソードのパリィがあり、右クリックで防いだ後更に右クリックを押す事で高火力+高速のカウンター斬撃が放てます。
難しいもののゲーム中屈指の攻撃手段でもあり、極めればまさに最強というロマン武器だったりします。
・いっそハメよう
PvEの究極はこれだと思います。
単純な所だと段差を使ったもので、敵は段差を丁寧に迂回するので上手くショートカットする事で一方的に倒せる地形があります。
他には柱を挟む事で相手の攻撃を一旦柱に撃たせたり、鉄格子越しにレイピア等で突いたりもできます。
クレリックやウォーロックは壁越しの攻撃もできたりしますし、そういった攻撃が適度にアップデートが入るDaDで野放しになっているという事は基本的に許容されているんだと思います。
純粋なPvEゲーだとハメは許されなさそうですが、このゲームはそういう戦闘中に他プレイヤーに襲撃されるリスクもあるのが理由なのかもしれません。
・中ボスを倒そう
慣れてきたら中ボス系の敵も倒せるようになると思います。
ボス自体は稀にマントをドロップするものの、あまり良いものは落としません。
……が、大抵はボスの居る周辺には獅子箱や金箱を置いてあります。
場合によっては回復の祠もあるため、戦闘後に全快できる事も多いです。
初心者向けであるゴブリン洞窟の大ムカデなんかは特に狙い目で、毒を撒き散らしながら逃げる行動を追わずに待ってじっくり戦うだけで楽に倒せると思います。
いかんせん中ボスはHPが多いため交戦時間が長くなって横槍を受けやすくなるリスクはありますが、リターンは大きくなっています。
・扉の開閉を利用しよう
PvEであれば、多数の敵に反応された際の逃げに有用です。
あまりにタイミングがギリギリだと自分目掛けた攻撃が閉じたばかりの扉に命中して破壊される場合もありますが、基本DaDで敵のターゲットを切る手段は少ないので積極的に使って良いと思います。
PvPであっても扉は閉じる時間より開ける時間の方が長いため、扉を抜けて閉じて逃走という動きはただ逃げるよりも有効に働きます。
PvEの動きと組み合わせてトレインした敵を押し付けるという動きにも使えます。
バーバリアンを筆頭に扉を破壊できるクラスでもそういった駆け引きの為にあえて通常の開閉をしておく事で後々の読み合いに活かせる場合があります。
自分の来た道の扉は開けておき、誰かが開けたであろう扉は一旦閉めておくといった動きをしたり、そもそも背後からの奇襲を防ぐ為に来た扉も閉めたりと自分のスポーン位置と他人の移動経路を何となく組み合わせて考えるのがオススメです。
・有利な状況で仕掛けよう
前提として、PvPは基本的に有利な状態で戦うべきです。
例えば激怒中のバーバリアンなんかは2~3発で相手を倒せる訳で、不意打ちで先に1発殴れるだけでほぼ勝利確定になります。
逆に自分が不利な状態で仕掛けられた場合は相手が死にかけの状態で仕掛けてきた場合でもなければかなり厳しいものになります。
これまで書いた通り、扉なども利用して一旦逃走しましょう。
正面切って戦っても勝てる可能性がほぼないのであれば、複数の部屋を全力疾走してモンスターを大量に巻き込んだ上でも相手を撒ける可能性に賭けた方が良い事も多いはずです。
逆に仕掛ける場合は明かりを消して暗がりで待ったり、部屋に入ってきた相手を狙うのが良いと思います。
※ちなみに装備した腰のポーション類は非常に目立つので暗所待機する場合はいっそ外すという手もあります。
近づく際も自分の方を向かれるまではしゃがみ移動でこっそり近づきましょう。
勿論、仕掛ける前にポーション類を飲むのもPvPでは特に有効です。
応用として、特に足の遅いクラスは自分が盤石の状態でもあえて逃げるフリをするのが有効な場合もあったりします。
基本的に逃げる相手には勝てると考えて追撃する人が多いですし、有利と見て追ってきた相手を死角から一気にインファイトで倒したりできます。
追ってこない場合はそれはそれでファームを継続できますし、読み合いの範疇として活かしていきましょう。
・ロビーで相手の装備を確認しよう
ノーマルの無制限マッチやハイローラーではロビーで参加者の装備を事前に調べておくのも有効です。
全身エピックの相手なんかが混じっていたら装備差の時点でかなり勝つのは厳しくなります。
逆に自分の装備の質が怪しい場合は調べられないように隠れていても良い気はします。
戦う前から駆け引きは始まっている……かも。
・ロックピックを用意しよう
前提として、これは慣れてからの方が良いと思います。
ダンジョンの鍵箱の位置をおおまかに覚えてからですね。
特にハイローラーに行く場合や良い装備を着込む場合での持ち込みがオススメです。
逆に低スコアマッチングではなりふり構わないPvPも多いですし、殺られて奪われる不快感の方が大きいかもしれません。
……という事でダンジョンに置かれている獅子箱や装飾箱には鍵が掛かっている事があります。
金箱は確定で鍵が掛かっています。
ロックピックを手に持った状態で箱を調べると解錠が始まり、解錠50%~80%あたりでQTEが発生します。
赤ゾーンでスペースキーを押せば即開封、黄ゾーンであれば解錠続行です。
稀に2回QTEが発生しますが基本は1回で済むと思います。
失敗しても成功しても鍵は消費されるため、出来ればQTEは一発で成功させたいところ。
ローグのパークで解錠する場合でもQTEは発生してしまいますが、何も失うものはないですし、練習になると思えばむしろ良いのかもしれません。
結構な確率でレア以上のアイテムが入っているためノーマルでもかなり美味しい箱になっています。
問題はロックピックの入手法です。
稀に飛行敵や壺から入手できるのですが、積極的に入手する場合はユーザー取引や作成で用意する事になります。
この記事を書いている際に確認した所、3個セットで120Gが相場でした。

高いと感じる場合は鉄鉱石を掘れば武器商人のサービスから作成できます。
鉱石3つで4本作れるのでそこそこ稼ぎやすいと思います。
ゴブリン洞窟北東の鉱山エリアで掘りましょう。
大体は人が居て乱戦になる人気スポットですが、現在は新規ユーザーも多いためチャンスです。
5~6人分の死亡ログが流れているのであれば、終盤に向かう事で採掘チャンスが得られると思います。
ちなみに中央の昇降機エリアではクエストに要求されるコバルト鉱石が複数置いてあるのでそちらを掘る際も死者が多い時に狙うのがオススメです。
・モンスタードロップで一攫千金
クエストやアイテム作成で使うアイテムはそこそこあります。
特に現在であれば狼のドロップする皮が1個550G以上で取引されていて、かなりの一攫千金が狙えたりします。
他にもクエストに必要なアイテムでドロップ率の低いものは高額取引される傾向にあり、コレクターに売却する前に値段を確認した方が良いものも多いです。
無料版では落札しか出来ないため、あまり確認する意味はないのですが有料版であれば一番を確認しておきましょう。
現在使い道のないドロップアイテムも週ごとのクエスト追加で需要が発生したりしますし、有料版プレイヤーであれば倉庫キャラを作ったりもできるので蓄財の余地があると思います。
・ゴブリン商人について
死亡時に剥ぎ取られなかった装備を回収してくれる事があります。
ゴールドはそれなりに取られてしまいますが、死亡時の全ロスという苦痛をたまに軽減してくれる訳です。
いかんせんレア装備はロスト時のショックが大きく出し渋る事も多いと思いますが、この辺の救済も一応あるので倉庫に溜まってきたら適度に放出していきましょう。
特に有料版プレイヤーはハイローラーでレア以上の装備を大量獲得できるチャンスがありますし、ダブルアップとしてチャレンジできます。
・ハイローラーについて
ここまでちらほら書いてきたハイリスク・ハイリターンの高難易度モードです。
他ゲーでいうランクマッチにも相当し、ダンジョン内ので立ち回りに応じてシーズンスコア(AP)が獲得できます。
純粋にランクマッチとして遊んでも良いですし、溜め込んだ装備の放出先としても優秀です。
ただし雑魚敵が非常に強く、基本的にモンスターは赤mobで一部黒mobも混ざります。
しぶとい上に速度が非常に速く、慣れた人でも正面から2体を相手にさせられると事故死は全然起こるレベルです。
特に黒mobは攻撃が追加されていて、普段の攻撃から更に追撃で技を出してくる事があります。
いつものノリで反撃を入れようとした際に追加攻撃で大ダメージを受けたりもしますし、そもそもモーションが速くて回避に苦労する事もあって苦戦は必至です。
最初は感覚を掴むためにも持ち込み装備を抑えて突入するのも良いかもしれません。
・下層エリアについて
忘却の城や氷雪山脈には下層があります。
城であればラスト2:30以降に赤階段から、氷であれば2:00以降に奈落に飛び降りると突入できます。
下層はハイローラーよろしく赤mobや黒mobが居ますし、敵も強力な個体が多くなっています。
ソロで降りる人は比較的少ないですし、基本的には他人と戦う事は少なくほぼPvEでのチャレンジモードとして遊べます。
各エリアに金箱や獅子箱が1~2個配置されている事も多く、鍵を持ち込んだ際の期待値も高いと思います。
ハイローラーに行けない無料版ではゴブリン洞窟のボス狩りを除くと実質的に一番の稼ぎどころな気もしますし、クエスト達成の為にも慣れたら是非挑戦してみましょう。
ちなみにハイローラーにも当然下層があります。
ただでさえリスキーなハイローラーで下層なんか行きたくないという気持ちもありはしますが、下層突入ボーナスもありますしAPも多く稼げると思います。
他者との遭遇もノーマルに輪をかけて少ないでしょうし、ガチ勢にとっては絶好のボーナスタイムになるのかもしれません。
3.まとめ
とりあえず思い付いた事を羅列してみました。
あまり要領を得ないものもあるかもしれませんが、新規プレイヤーへの助けになると幸いです。
※これを書いている自分自身が新規なので本当に浅い所や怪しい部分はご容赦下さい。

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