1.ウィザードの特徴
長所
- 射出型魔法の射程が非常に長い(実質無限?)
- 瞑想によって使用回数を比較的素早く回復できる
- 減速デバフや加速バフなど速度関係の補助が優秀
- インビジブルで加速+ステルスを付与できる
- 自衛パークもそれなりに豊富
短所
- 初期装備での戦闘力がかなり低い
→装備依存度が非常に高い - 自衛パークを加味した上でも脆い
- 回復系の行動も持ち合わせていない
2.ウィザードの運用
基本的に立ち回りは遠距離で魔法を使って出来れば頭に当てようねというシンプルな感じです。
魔法を唱える際には杖か水晶玉か本を選ぶ訳ですが、最初は火力の為に杖を使わざるをえない気がします。
装備が揃ってくると本でも火力が足りて素早く移動しつつ魔法を唱えつつ1確が取れるのかな?という感じ。
咄嗟の戦闘用にはクォータースタッフが無難だと思いますが、慣れているならロンデルダガーでも良いと思います。
なんならイグナイトを掛けての殴りのダメージは一応それなりにあるので、瞑想頻度を減らす為に軽めの近接攻撃もアリかも。
ちなみにクリスタルソードは格好いいですがかなり扱いづらいです。
装備が強化されてまともに振り回せるようになったら話が変わるのかもしれませんが、果たして……?
3.パークについて
マナの波動・高速詠唱・アーケインマスター・アーケイン機関あたりをセットする事になると思います。
詠唱をより短縮するなら波動かアーケインマスターを賢者にすると良いかもしれません。
ちなみに「アーケイン魔法ってなんだよ」となりそうですが、マジックミサイルのようにアイコンが紫色の魔法がアーケイン枠です。
イグナイトで殴る場合や炎魔法を使うならファイアマスタリーを付けたいですが、この運用の本命は対人でのDoT削り用に見えます。
恐らくファイアボールは盾受けしても炎上ダメージと火傷を受けてしまうはず。
そこにインビジブルやザップも併用してヒットアンドアウェイをするのがソロPvPの勝ち筋に見えます。
シールド系パークに関してもPvPでの自衛用に思えます。
特にアイスシールドはインビジブル戦法の補助には効きそうです。
4.スキルについて
PvE運用であれば、各属性の使いやすい魔法をとりあえず詰め込んで、インビジブルやヘイストを積むのがオススメです。
瞑想をした際に全ての魔法回数がチャージされていくため、攻撃魔法の数が多い方が総火力も増えて瞑想の回数も減らせます。
究極的にはモンスターを倒すだけなら5枠攻撃魔法でも別に良いよなという感じがしました。
炎系魔法やチェインライトニングは自爆のリスクがあるためソロでは使いづらく感じます。
それでもファイアボールはまだマシな方ですが、エクスプロージョンは微妙かも……?
ソロPvPも考慮するなら上述の通り、インビジブルに加えてDoT運用が生命線になると思います。
特攻してきて武器をブンブン振る相手に悠長に詠唱して狙いを付けるのは相当無理がありますし、何ならその間に死にます。
PT戦ではやはりヘイストやインビジブル、スローが光り、死角で前衛にインビジブルを掛けて突入させ挟撃などの動きは本当に強いはず。
射線を前衛が遮らない事でマジミサや炎系魔法やチェインライトニングも使いやすいと思いますし、一気に強みが光るはずです。
ライトオーブは1枠使ってしまう関係であまり採用されないと思いますが、敵のステルスを強制解除できるためアイデア次第では使えるという枠かもしれません。
5.まとめ
装備依存度が高いため、有料版でサブキャラとして遊ぶのが一番良いと思います。
無料版で新規ユーザーが選ぶ場合はある程度の覚悟は必要なはず。
ちなみに初期はほぼ唯一の攻撃型マジックユーザーでしたが、今はウォーロックが居ますしそちらの方がオススメです。
あちらはあちらで難しいのですが、それなりに対人で暴れている事も多いですし人気も高いクラスです。
そうなるとウィザードの強みは何なの?という話になるのですが、それはやはり魔法によって敵を蹴散らすゲーム体験だと思います。
直接的に大ダメージを与えられて取り回しの良い魔法を各種揃えている点はやはりオンリーワンなんですよね。
装備が揃えば詠唱時間短縮で快適性は増すと思いますし、魔法そのもののダメージも飛躍的に向上すると思います。
特に仕上がった状態でのマジックミサイルのDPSなんかはとんでもない事になるんじゃないかと予想しています。
どの職業も装備が強ければそりゃ強くなりはするのですが、ガチの大器晩成な関係上そのヒリつき度も随一だと思います。
6.追記(6/28)
パッチで杖マスタリーの強化が入りました。
杖は両手武器のわりにリーチはそれほどでもなく、攻撃中の移動速度低下もそれなりにあります。
しかしイグナイトを掛ける事でドルイドあたりの槍と同じかそれ以上のDPSはありそうですし、従者装備でこれだけ強いので伸び代もかなりありそうです。
勿論炎マスタリーとの相性も良いですし、構成的にインビジ+ザップ戦法にもシームレスにシフトできますし悪くないビルドだと思います。
更に従者が焚き火を用意してくれるようになった事で、瞑想を切って焚き火を持ち込むスタイルも1個なら無料です。
おかげでアーケインシールドも気軽にセットできるようになりましたし、他の接近戦向けパークも活かしやすくなっていると思います。
果たしてエンチャントファイアで接近戦を仕掛けるウィザードが”正しい”のかには疑問が浮かぶ所ですが、「ウィザードをメインにすると金策のストレスで気が狂う」という点が解消されたと言っても良いはず。
一瞬でナーフされた悪魔ウォーロックよろしく即ナーフされる可能性もあるとは思いますが、今熱いクラスだと思います。
後は地味に自分が気付いていなかった要素だと、ウィザードって通常クロスボウ使えるんですよね……。
PvPであれば地味にクロスボウや投げナイフも使って詠唱は厳しいが何かしたいというタイミングで細かい打点を稼げるような気がします。

Dark and Darker:初心者向け~クラス選択のすゝめ – Ronipedia への返信 コメントをキャンセル