1.ウォーロックの特徴
長所
- 魔法使いでありながら、高火力武器を使用可能
- 盾もヒーターシールドが使用可能
- 着ようと思えばプレートアーマーも装備可能
- HPを消費して呪文を唱える代わりに使用回数が無限
- 自己回復能力が極めて高く、PvEの安定感がある
- 一定時間ゴースト化して物理無敵+すり抜け状態になれる
- ヒドラを召喚して擬似的なデコイとして運用できる
- ヒドラでステルス中の敵を炙り出せる
- 偵察ドローンを召喚できる
- デーモンに変身できる
短所
- インファイト推奨だが、流石にフィジカルは弱め
- 呪文は回復用に優秀だが、DPS面では微妙
- 全体的に呪文にはデメリットも付随していて使いづらい
- 記憶容量が厳しくローギアでは呪文セットが大変
- PvPにおける立ち回りにはセンスが必要
2.ウォーロックの運用
攻略ペースを考えると近接クラスとして動いた方が良いです。
基本的に一撃が重い低速タイプの武器しか使えないため、慣れるまでは両手武器を使うと被弾しがちになると思います。
最初はファルシオン+ヒーターシールドで無難に雑魚処理するのがオススメです。
慣れた人はロングソードやハルバードを振り回しているので、両手武器主体の戦闘も極める余地があるはず。
クリスタルソードもウィザードよりはウォーロック用の武器といった趣が強いと思います。
戦闘に関しては特に下準備をせずそのままガンガン行っても良いですし、バフ呪文を掛けてから仕掛けても良いです。
拷問パークを付けている場合、犠牲の力や痛みの呪いを敵に掛けるとモリモリHPが回復するので削られたら敵を介して回復しましょう。
基本的にPvPはこれだけで良く、他の呪文は立ち回りの幅を広げる為に使うものだと思います。
一方PvPではいくら武器が強いとはいえ、フィジカル強者との正面からの殴り合いは厳しいものがあります。
不意打ちできる場合は例外ですが、クラス特性にそれを補助するものはありません。
幻影化で翻弄しつつ魔法書を持ってDoTを入れ、一旦体勢を整えた上でヒットアンドアウェイを心がけるのが良いと思います。
3.パークについて
拷問は必須です。
後のパークは正直お好みなのですが、火力と回復を兼ねられる影の接触は個人的に中々良いと思います。
あとは悪意と呪いマスタリーで呪いの効果時間を伸ばしつつ、拷問効果も気持ち長く得られるようにしています。
※呪いマスタリーは低スコアマッチ以外では吸血にした方が良いかも。
極限状態での逆転を狙いたい人は不滅の嘆きも面白いと思います。
魂の収穫や闇の強化は闇の矢や光線にしか適用されないと思うので、それらを利用する人向けです。
基本セットは無難に決まると思うので、後は微調整する程度だと思います。
4.スキルについて
幻影化はすり抜け判定になるため、PvPでもPvEでも強行突破ができる便利なスキルです。
フロアスパイクも幻影化中は無視できるのが素敵。
他の有力な選択肢となると腐敗の一撃で、PvPで両手武器を持って奇襲する際に特に強みが目立っている気がします。
基本はこの2択のはず。
もう1枠は勿論、呪文記憶です。
ウォーロックは素の記憶容量が少ないので、知識を盛れない場合は使う魔法を絞る必要があります。
セットする呪文は運用にも書いた通りでまずは痛みの呪いです。
回復用呪文としてほぼ必須だと思いますし、PvPで牽制として使う魔法筆頭でもあります。
盾で防がれるので構えている相手にはPvEも含めて足を狙うのが有効です。
※ライフドレインが一時的に回復用としてかなり強くなっていたようですが、ナーフされてしまった模様。
犠牲の力も併用するとモリモリ回復するので個人的には便利なのですが、コストを考えると外している人も多い可能性があります。
そして大体の人がヒドラ召喚を使っていて、これは実質的な固定砲台を召喚する呪文です。
ソロだと召喚したのに拒否されてHPを払っただけという事態にもなりやすいですが、ステルスしている相手も発見できるので丁寧なプレイをする人は角や扉を抜ける前にローグ回避で使っている模様。
PTだと集団戦でかなり相手を撹乱できるのでソロより活躍している気がします。
個人的に好きなのは闇の矢で、シンプルに敵を釣り出す際の呪文として便利だと思います。
弾速はいまいちなので距離があると余裕で避けられるのでPvPでの撃ち合いにはほぼ使えません。
瀕死で逃げる相手を仕留めるのにたまに使えるくらいです。
闇の光線は派手ですがDPSがいまいち高くない模様。
そして業火は威力がかなり高く、射程も恐ろしく長い上に障害物を破壊し、壁すら貫通して飛んでいきます。
弾速が遅すぎるので基本はPvE用ですが、判定も太めなのでPvPで通路での逃げに置いておく運用も出来るとは思います。
2層の破壊できない扉を挟んで中ボスを業火連打でハメる事も可能ですし、弓タイプの骨なんかもフルヒットさせると一撃で落とせます。
樽や箱は勿論、宝箱も纏めて破壊できますし本当に便利です。
欠点はSEが非常にうるさいし派手で目立つので隠密行動には全く適していない事と、PvPでまともに食らってくれる相手はいないし自分にも当たるので変に射線に入ると自爆する事です。
炎の旅人はトリッキーで、使用すると足元に炎ダメージ床を生成します。
逃げは勿論、発動後に幻影化で相手に突っ込んで嫌がらせもできます。
なお、Hotfix#54で血の契約(悪魔化)が大幅に強化され、悪魔状態で武器を振り回せるようになりました。
プレート装備での悪魔化は異常な程頑丈で、戦闘前に相手に痛みの呪いを掛けておけばファイターやバーバリアンとも殴り合えるようになると思います。
幻影化で拒否するムーブが安定でしたが、悪魔化でのファイト優先も今後は増えると思います。
悪魔化はナーフされてかなり微妙になりました。
5.まとめ
長所を見れば分かる通りで、やっている事だけ見るとどう見ても最強クラスです。
実際PvEに関してはかなり強く、雑魚であれば高HPを維持しつつ安定の処理ができますし、中ボス系も呪いを更新しつつ、盾受けと物理でガシガシ削っていけます。
ボス狩りに関してもかなり強そうな雰囲気がしますね。
他には業火を使った壁抜きなんかも独特の持ち味ですし、一部のドアを挟んで痛みの呪いを掛ける回復法なんかもあります。
一方でPvPとなると単純なインファイト性能で言えばファイターを筆頭にフィジカル強者には及ばず、幻影化と呪文、地形を組み合わせた立ち回りの柔軟性が問われます。
出来る事の幅が多いが故に最適解を出すのが難しく、途端にピーキーさが出てきます。
結果的にウォーロック一強という雰囲気はなく、純粋な近接クラスのお株を奪うとまでは行っていないのが絶妙なバランスだなぁと思いました。
魔法剣士が好きな人を筆頭に、快適なファームをしつつもプレイヤースキルの伸び代があるクラスをやってみたい人に良いと思います。
装備の候補も多く味変もしやすいので無料版でどれか1クラスに絞る際にも有力候補です。

Dark and Darker:初心者向け~クラス選択のすゝめ – Ronipedia への返信 コメントをキャンセル